2016年12月4日日曜日

またも浦和、プロだよ矢島

昨日はJリーグのチャンピオンシップ決勝2戦目を見ていた。NHKが放送し新聞ラテ欄では「歴史に残る熱戦を」なんて縦読みも読めた。(最近この手のシャレ多いネ!)

大迫が去った後は私たちは鹿島を特に応援はしておらず、DF槙野が好きなカールは浦和を応援していて興梠の先制点が決まった時点ではほぼ浦和の優勝は固いとみていた。だがこのあと膠着し始め次第に不安がよぎるに・・。というのも浦和はこの何年も優勝をうかがうところにいながら後一歩のところで逃してきた負の歴史があるからだ。この試合勝てばもちろん引き分けでも優勝だ。鹿島に0−1で負けても勝ち点同点、その場合リーグ1位の浦和優勝という決まりなので相手の鹿島はアウェイの今日2点以上取って勝たねばならない。かなり有利に見えるが0点でも1点取っても鹿島に2点取られれば負けという立場は変わりなく実はあまり意味のない点でもあった。

そして前半終わり頃にカウンターで1点取られたところで怪しい雰囲気になった。悲観主義のカールは「あーあ、やっぱり負けだ、浦和は」とつぶやく。このまま後半も終われば浦和優勝なのにねえ。後半、浦和は決めきれない。そのうち鹿島が惜しいシュートもあったりしているとまたもやカウンターでボールが出た。キーパーと1対1になりかけたところでDF槙野がファールでPK献上だ。これで1−2。またもや優勝をさらわれた。立ち尽くす槙野。この光景以前にも何回か見たような・・。いやはや。どうもチームの風土というか鹿島には飽くなき勝利への精神力のようなものが息づいているのに浦和にはそれがない。Jリーグきってのビッグクラブ浦和が真の王者になるにはまだ伝統が足りない・・か。

今日は日曜日直で朝から夕方まで病院にいた。高齢女性の入院が3人で他軽い症状の患者が数人くらいでまあまあの忙しさだった。それで午後はネットサーフィンなどしていると、ボウリング男子プロ1期生でいまだ現役の矢島純一のボウリングレッスンというTV番組が目に留まった。ボウリング下手なタレントへプロがレッスンするという趣向だ。相手は元タカラジェンヌにてしてNHKうたのおねえさんだった「はいだしょうこ」さん。この人がとんでもない「ど下手」で矢島プロも苦笑いするほど。試しにと投げてもらった点数が1ゲームで4点。よ、よんてん?40点じゃないよ。運動神経ってこの人にあるの?って思うほどだ。対する矢島プロは日本の男子プロで通算41勝最多勝を誇る。パーフェクトも公式戦だけで最新では27回の記録もある。70才越えても今年アメリカのシニアの大会で優勝するなどボウリング界の超人だ。両極端な生徒と先生のからみはどうなるか・・。

https://www.youtube.com/watch?v=tvkoZiEuVBo

これが見ていただければ分かるがなかなかの指導ぶりで最後はすこし感動すらした。矢島プロは実戦でもレッスンでも一流だと思った。これはなかなかできることではない。まさに日本ボウリング界のレジェンドだ。

ところで私だが一度だけ矢島プロと同じレーンで投げちょぴり指導してもらったことがある。23、4年前、沖縄のサラダボウルに来た時で、矢島プロは私の一番曲がらないスペア用のボールを手に取り軽く試投した。すると結構曲がった。当時の私はへーと驚いたもんだ。今回のYouTubeでの矢島先生の指導ぶりを私も参考にしよう。一応、弟子(?)だからね。

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