2016年12月19日月曜日

「鏡は横にひび割れて」

昨日、ふるさと納税からCanonのプリンターが届いた。え、3週間以上かかるって聞いていたが1週間で来た。「早く年賀状作って印刷しなさいってことじゃない」とカールの言に「そうかもな」とぽつり。しかし全く出来ておらずあせりといらつきがある。今週中にはなんとかしなければ・・。

と思いつつも、「鏡は横にひび割れて」はいよいよ犯人が判明しそうになる残り50ページくらいになれば読むなというのは酷なもの。夜も白々となり本来は眠りこけるころ一気に読み終えた。犯人はきっとこの人だろうと思いつつも事件の状況からどうしてもそうとは思われない設定になっている。いきなり〇〇〇の人を殺そうと思い立つものだろうか。結末が明かされれば納得がいく。そう、このミステリーは犯人の動機に焦点がある。うまくぼかされているがいるがこれには医師として気付くべきものでもあった。小粒な作品ではあるけれどクリスティー晩年のころ(1962年)の作品としてはなかなかの出来で後にスター級の俳優女優を集めて映画化(「クリスタル殺人事件」1980年)されただけのことはある。

ちなみに私は間違って2回もこの文庫本を買ってしまっていた。最初10ページくらい読み始めて長らく中断し購入していたことを失念していた。本の走り書きに’90.10.23(火)とあった。今日が’16.12.19(月)で何と26年かけて読み終えたことになる。そのころは結婚はしていたが子どもは誰もいなかった。本の値段は460円から800円にもなっていてすごい上昇ぶり。ただ活字が大きくなり読みやすくはなった。昔のは今からみるとえらく小さい。こんなに読みにくいのに当時はそれほど気にせず読んでいたのか。四半世紀という時の流れを感じることであった。

さあさあ、年賀状だ。今回はパーフェクト達成をみんなにお知らせすることは決めている。そのデザインはスライドで発表したものを流用する。問題は家族とゲンちゃんを交えたコラージュだ。去年はスカイダイビング・・今年はどうしよう。そう思っているうちにまた眠りこけてしまっていた・・。

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