朝礼スピーチの前、前席で待機していると、鶴店先生が「こてる先生、今日はストライクですか、スペアですか」と聞いてきた。ハハ、私のスピーチの最後がボウリングネタと知ってのことだ。これには笑って答えず。挨拶の後、すぐに「実は間違っている医療用語」と1枚目のスライドが出て演出で「part2」と出した・・はずだったが、なんと「patr2」とスペルミスしているのをシマッチ院長にすぐに「あれパート違うじゃん」とつぶやかれた。何度も何度も見ていたはずなのにこんなミスをするとは。信じられない思いだったが、「え・・そうです。だから間違っている用語ってことです」と上手くごまかせた。(^^;
内容は先月の焼き直しなので新味はないものの、言いたいことも言えそこそこ受けたしスプリットメイクも見せられたしで最近はスピーチも楽しめるようになってきた。よし、来月は「間違っているpart3」ってかっ?!
この前、TBSの「クイズダービー」がヤラセ無しだったというのを話題にした。それは私の思っていたことと違っていたのだが、今度はフジTVの「料理の鉄人」も全くのヤラセ無しだったというのを週刊現代で知った。(人間ドックの少し古くなった週刊誌は捨てられる運命にあり、今日たまたまもらってきた昨年の12月12日号にその特集があったのだ)証言者は道場六三郎に坂井宏行に陳建一という一番有名な三鉄人たち。一番のトップシークレットは食材が何になるかで番組が始まるまでは絶対に教えてもらえなかったという。しかしそれでは作る側は非常に困り、しばらくすると挑戦者がいなくなるという事態に陥り、番組側が5つの食材を事前に挙げそのうちの1つが出るというスタイルになったそうだ。しかも1時間厳守で編集は一切ない。撮り直しは出来ず超集中しないと相手に負けてしまう、とにかくガチンコ勝負だったということを強調していた。それと助手2人は番組が用意した料理アカデミーの人たちで自分の店の若い衆は使えなかった。なるほど、そこまでヤラセ無しに徹したからこそ面白かったのだろう。
勝率は道場が85.0%、坂井が80.4%、陳が72.3%。確かにそれくらいの勝率だった印象だ。対戦数は道場40戦、坂井87戦、陳94戦と後者2人が出場回数が道場の倍以上ある。陳については最初から最後まで出演したの彼だけということもあるし番組後期は挑戦者が少しでも勝てそうな相手として陳らを選択することが多かったからだろう。
最終回はその陳と坂井の鉄人同士唯一の対戦だった。結果は1点差で陳の勝ち。二人とも技量を出し切り抱き合い泣いたのだった。坂井は「今日で5年半の戦いから解放されると思ったら、自然に涙が流れてきたんだよ。料理人をやっていて、あれだけの感動を味わったことは、後にも先にない」と言い切っている。今日、TVCMを見ていたら坂井がネスカフェの珈琲サーバーの宣伝に出ていた。いまだに鉄人のイメージは効いている。この記事を読んでなるほどなと思った。今何かと落ち目を言われているがフジTVが一番輝いていたころだ。番組作りはバラエティーでもお笑いでも裏方には真剣さがビシッとないといかんちゅうこっちゃ。
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