2015年8月21日金曜日

ワレメルール初体験

人間ドックの利用者に「下田平」さんがいた。よっぽど尋ねたかったよ、「人から言われませんか?『ちょっとシモタビラ』って」と。鹿児島ではよく使われるフレーズなんだ。もう私たちの麻雀では地口(じぐち)言葉でしょっちゅう使われる。そこから派生して打牌の選択ミスをしたときなど「あ、ちごたビラ(違った、コラ)」なんて言うようにもなった。ほとんど原形を保っていないわ。(^ ^;

夕方18時前になって川内のしんどかどDrから麻雀の誘いがあった。「(きっと)ダメだよねぇ」と遠慮がちだったが、できないこともなく、カールに了承をとってOKした。昨日はいつものメンバーと打ったし明日はどこかドライブでもと思っていたのだが・・もう連続3、4回もお誘いを断っているし彼にも多少悪いなという気持ちもあったのだ。

そこから飛ばし、蒲生、樋脇を通って1時間もかからず川内に着いた。メンバーはしんどかどDr、業者のスモリバさんに初手合いの武国さんだった。ルールはいわゆるナシナシ麻雀でしんどかどDrがそれでいいかと尋ねるもそこはホストのルール優先で私が決めることではない。ただ一つだけ、南場もノーテン親流れをするようにお願いした。南場の親ノーテンは連チャンという昔のルールでそれでは場が間延びし時間もかかる。そこは彼も即同意してくれた。場代がかさむのはやはり好まないようだ。

前回川内で打ったのはいつだったかな。初めて負けてしまって今回は雪辱戦でもある。1回目は序盤我慢して満貫上がって先行するしんどかどDrの隙をうかがった。丁寧に打てば負けるはずない。前のように舐めた打牌は慎んでいるとチャンス手が実り3コロトップで終えられた。終わってみればしんどかどDrはビリだった。
2回目、3回目は連続ビリだったが大きなマイナスではなく4回目また3コロトップでトータルでもトップに立った。ここまで目論みどおりである。で、夜も更け、あと1回半荘出来るかどうかとなったときに「このままだと場代が出ない。点数の動きを大きめにしてドボンが出やすいワレメルールにしよう」としんどかどDrから提案がありあっさり受け入れられた。

ワレメルール。私はもちろん知ってはいたが実際にそれで打つのは初めてだった。さいころ振って配牌を取り出す方角に当たった打ち手は上がれば通常の倍の点数もらえるが他人が上がれば倍の支払いをするというトンデモルールである。ワレメに当たった打ち手は親満でも振れば24000点の支払いになり持ち点25000点だから一気にドボンの危険がつきまとう。果たして東1局、いきなりワレメに当たった私は白と8ピンのシャンポン待ちで聴牌し打2索でリーチ。しかし!その2索がたった今聴牌したばかりの親の武国さんの一盃口ドラ1の3900点に当たってしまう。ワレメだから7800点と大きい。あいたた、早くも洗礼を受けた。でもだ、次局、一気に半荘が終わってしまう。しんどかどDrが武国さんに親満放銃し即ドボンになったのだ。はぁ〜、コワイねー、このルール。

ここで終わるはずがまだ30分ほど時間があるとのことで6回目の半荘へ突入。しかし今度南4局まで行き、「そろそろ時間ですよ」と店主に言われる羽目になった。後半ねばってちょい沈みの3位で終わりトータルではほんの少しの浮きで終わった。負けなくてよかったというところだ。ワレメルールはやはり肌に合わないが、麻雀打ちとして一度経験出来て良かった。それと時間を気にしながら打つのは少し忙(せわ)しなかった。しんどかどDrもじっくり打ちたいとクリニックに雀部屋を作る予定があるそうなのでその時は私にアドバイスをもらうと言ってくれる。ふむふむそういうことならいつでも手伝いましょう。4649!

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