夜は姶良郡医師会館で「医療事故調査制度」の講演を聴きに行った。今年10月1日から制度施行されるため、厚労省と日本医師会の担当者が鹿児島に来て講演をするというもので、これは副院長としての仕事でもあった。医療事故調査制度(事故調)とは厚労省によると「医療事故が発生した医療機関において院内調査を行い、その調査報告を民間の第三者機関(医療事故調査・支援センター)が収集・分析することで再発防止につなげるための医療事故に係る調査の仕組み等を、医療法に位置づけ、医療の安全を確保するものです」ということだ。事前に予想し得なかった患者の死亡案件についてその情報を集めみんなで共有し再発防止をしていきましょうということなのだが、講演後の質問もしつこいくらいにその辺の対応を危惧する先生もいて医療裁判とのからみで医師会会員の関心は高いようだった。
帰宅してブログ書きつつサブアラド七段の天鳳での闘牌を眺めていた。昇段3日で負け続けあと1回のラスで降段しそうだったのがなんと復活していた。強者が集まる鳳凰卓でなくこれまでの特上卓で打ったのがよかったみたいで「雑魚狩りだがな」と自嘲気味に語るも内心ホッとしているようだ。そして多分にラッキーもある。今日の最後の一戦なんか木っ端みじんの地雷原の中を知らずに歩いて見事勝利したようなものだった。半荘終わった直後私は彼に電話をして「センセ、上家が小四喜を聴牌していたって気付いていなかったでしょ」と言うと驚いて牌譜を見直したようだ。
トップ目の上家は配牌ツモに恵まれ東をポンしただけで西暗刻の南と北の小四喜シャンポン待ち。2番手のサブアラドは6萬、8索ポンの喰いタンドラ1で8萬単騎待ち。そこに対面がリーチ!私にはそれがリーチドラ1の間7ピン待ちと分かるがサブアラド七段は知るよしもない。そこに7萬を持って来てそれはリーチの現物なのでツモ切りし8萬待ちを続けた。でも8萬はすでに場に2枚切られ決して上がりよい待ちではない。ここは8萬を切り7萬待ちに変えるのが良さそうだった。(後でサブアラド七段、「確かにそうだ。8萬が2枚切れって気付いていなかったのよ」と述懐した)でも何が幸いするか分からない。この地獄待ちの8萬をツモ上がり事なきを得てトップに躍り出た。そして親の連荘を続けダントツになった。落胆した上家は途中から打牌放棄しツモ切り状態になった。
牌譜を見直すともし正着と思われる7萬待ちに切りかえればツモ8萬を上がりそこね、次のツモ牌がアタリ牌の北だった。役満振り込みになっていたのだ。「間違いなく北は切った。オ・ソ・ロ・シイ」とサブアラド七段。いやー、そりゃホッとしたでしょう。でも外野としては小四喜の上がりを見てみたかったナァ・・。
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