7月19日未明の午前1時41分、ソファ付近で私はうつらうつらしていた時、ふいに携帯の振動音が鳴るのに気がついた。こんな時間に何事かと普段なら思う。しかし私にはサブアラドDrからだとおおよそ察しが付いていた。
「昇段しました」
つい先ほど天鳳で七段昇段を果たしたのだった。
「いやー、長かったぁー」
降段したのが今年正月でそこから長い六段坂にハマってしまった。特上卓で上がり下がりを繰り返しながら最近徐々に成績安定し今夜は昇段戦だと言っていた。
「おめでとう」とまずは祝いを述べ「今度は落ちないようにねー」と釘を刺しておいた。
「おう、もう今は寝るが、明日は鳳凰卓でこてると麻雀打つぞ」と早速の闘牌希望だった。ふむふむ、サブアラドDrが降段してから私も鳳凰卓で打つのは止めていてサブアカウントの「こてる」でチマチマ打ちただいまこてる三段だ。仮の姿は置いといて本来のデルバラド七段で相手してあげないとな。
朝一番の胃カメラはなんと麻雀仲間のダイボDrだった。麻雀打ちながらの会話でこれまで内視鏡検査を受けたことがないのを私が問題視し彼は受ける気になったのだ。検査中は鎮静剤も打って欲しいとのことで奥さんに運転をしてもらいやって来た。ベッドに横たわるダイボ被験者に「ホリゾンは打ったことあるか」と尋ねた。医師としてこれまで何度も患者に注射指示をしたことはあったろうが意外にも「全くない」とのことだ。私は注射を指示し鎮静剤が効くタイプかじっと顔の表情を見ていた。10秒も経たないうちに寝入るのが分かりさっそくスコープを口から挿入した。直後はやや苦しそうでスコープに手を掛ける仕草があるもすぐに止み、すっかり寝入ってくれて落ち着いて検査をすることが出来た。丁寧に観察し隣の点滴室で休んでもらうこと1時間半、結果説明をする時に「検査は覚えているか」と聞くと「全く覚えていない」とのことだった。検査終了直後、車椅子に移動させたのでそれくらいは記憶があるかと思ったがなー。私もホリゾンは効くタイプだが私以上だ。結果も良く、奥さんも喜んでいて良かった良かった。
夜、天鳳観戦を見ていると、今日発行製薬の空中MRがやっと四段に昇段し特上卓に参加していた。四段以上が参加出来、観戦が出来るのもここからで初めて彼の麻雀を見ることが出来た。まだ打牌に迷いが感じられ結果もラスだった。一方、サブアラド七段はなかなか調子いい。最初は2位で次ぎラスを引いたがその後2位、トップ、トップだった。そろそろ私に電話していっしょに打とうと連絡があるかと思っていた。しかしーである。ラスを引いたかと思えばその次ぎもラス。彼は私と違って番数をこなすタイプで半荘終わればすぐに次の半荘に移る。矢継ぎ早に闘牌を重ね、気がつけば5連続ラスと散々な結果に。頭に血が上っているのか電話はなく逆に私から掛けた。
「鳳凰卓の洗礼を受けてますねー」「ああ、どうにもいかん。ビリばっかしでこてるに電話して打とうという気になれなかった。明日打とう」とがっくりの様子だ。いやー、さすがに鳳凰卓は侮れない。5連続ビリだなんてなかなかお目にかかれない。油断なのかどこか気負って普段の麻雀が打てないのか詳しくは見ていないので分からない。明日私と打つまでに早や降段していなければいいが・・。
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