そうそう、昨日の麻雀で面白いことがあった。ある局面でダイボDrがダブルリーチを掛けた。打9ピン。しかしリーチ掛けた直後何か躊躇する仕草を見せた。思い直してそのままリーチ。さあ、掛けられた私たちは困った。どんな待ちか分かるはずもない。なかんずく親のサブアラドDrはこのリーチで降ろされさらに突っ張ってきた見せたまえDrの2千点に放銃してしまった。すぐに手を崩し自動卓の穴の中に牌を捨てるダイボDr。その様子を見て見せたまえDrがハタと気づいた。「ダイボ、お前、ノーテンだったのじゃないか?!」「ははは」と否定しない雀士ダイボ。実は一向聴の手だったのに9萬と9ピンを見間違って聴牌と勘違いしダブリー掛けたが牌を曲げた後気付いたのでチョンボ覚悟で続行したのだという。仲間内の麻雀だからすまんすまんで取り消してもよかったのだがねえ(私だったらそうするかも)。これで割を食ったのはサブアラドDrだ。こんなミスは年に1回あるかどうかでこの日の夜の彼は私の役満ツモの時も親番だったしとことんツキがなかった。七段昇段のお祝いはやはり手荒いものだったってことだ。
さて、いよいよ「太陽を抱く月」を見終わるときが来た。朝から一人でビデオを18話から最終20話まで見た。さすがにワルはやっつけられた。でないと視聴者は納得しないだろうて。
でも私はそんな大団円とはちがう小さなサブエピソードに思わず涙がぽろりと出てしまった。それは主人公ヨナの幼い頃からの使用人兼護衛役のソルが密かに思いを寄せていたヨナの兄ヨヌに暗殺の魔の手が襲いかかった時に敢然と剣で守ろうと戦うも多勢に無勢、結局切られて虫の息になる。そして王の守護剣士ウンが助けに来るまでの間、初めてヨヌの胸に抱かれ身代わりとなって助けたことに少し満足げな微笑みをし「今この瞬間、他のどんな女性より私は幸せです」と告白しついには息絶えてしまう。現実世界では王女と結婚したヨヌに触れることすらかなわぬ身で、命と引き替えに愛する人の胸の中で亡くなる。このシチュエーション昔からよくあるんだよ!分かっていてもぐっときてしまう。このソルを演じたはまだ20才前後だろうか。脇役で男装風なのにそれにしてはハッとするほど綺麗な瞳をした美人だ。演技力次第ではあるが将来主役を張れる素質があると思った。視聴者の目を引くというのはある意味才能なんだよな。えっ、このソル役の女優ユン・スンアって当時29才なの?!ひえー、ずっと若く見える。肌も綺麗で整形っぽくない二重もいい。本格的にデビューしたのが2009年と遅かったのか。少し惜しい。翌年にケーブルTVドラマでヒロインに抜擢されたらしいがもう少し若ければもっと活躍できただろうに。
ドラマ見て泣くなんて久しぶり。このドラマ、それでも私の採点では10点中8点だった。まあいい方だが9点、10点になるにはよほどその世界にどっぷり浸かれるか、そしてもう一度最初から見直したいかと思えるかなどが必要である。でも「太陽が抱く月」は普通にお勧めの韓ドラ時代劇である。
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