2015年4月13日月曜日

ナース復職

朝礼で復職する看護師二人が挨拶をした。見れば服裂き魔Nsと蔵香Nsで二人とも初産後の復帰だ。この二人は私が青雲に来た14、5年前から知っているがなんといっても2007年から数年「冬ソナ会」なる韓ドラがらみの飲み会をしたことが印象に強く残っている。韓ドラにハマりつつあった私にこの二人とポラリ野Nsを加え居酒屋や韓国料理屋で韓ドラを語り合う会だった。特に最初の年は冬ソナとチャングムくらいしか知らない私に雑誌片手にいろいろご指導賜った恩人たちでもある。ポラリ野Nsは私が青雲病棟に初めて上がった時、一番最初にカルテの書き方、指示の出し方など教えてくれたナースでもあった。彼女は2007年の最初の冬ソナ会後に鹿児島市内の病院に移った後も会には参加してくれた。で、彼女だけがいまだに独身らしい。市内にいた方が出会いはありそうなものだったが、縁は異なもの、彼女には韓ドラ並みのドラマチックな出会いがあることを祈ろう。

服裂き魔Nsが出産したのは一昨年の12月だった。復職まで少し期間が長かったのは子どもを預ける保育所がなかなか決まらなかったせいもあるらしい。女性の復職にはこうした社会的支援、施設の充実が欠かせない。男女雇用機会均等法が30年近く前に施行されて以来、女性の社会進出の流れは止められない。ならば結婚出産で彼女らがキャリアストップしないようなシステムを作っていく必要がある。現状まだまだ日本の社会はそこが上手くいっているとは思えない。彼女らの復帰をみて社会問題にまで少し思いをはせてみたことだった。

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