朝礼で眼科の看護師のビッグ山さんがスピーチをした。タイトルは「目薬」だった。目薬の基本的なことについてスピーチしたものだったが、意外に知らないことが多くてへーえと思った。
目薬が汚染される一番多い原因が滴下するときに睫毛(まつげ)に触れることだという。涙液が逆流してしまうからだ。なるほど。そして1回の点眼は1滴で充分だとも。なぜなら「目に貯めておける涙量は最大でおおよそ0.03ml。目薬の1滴はおおよそ0.03~0.05mlとされているので目薬1滴を確実にさせれば十分な量です」だから滴下したらまぶたをパチパチさせることなくそっと閉じておくだけでよい。「流れてしまったり、瞬きすると、目薬が涙嚢から鼻涙管を通り鼻から口へと流れていきますよ」とも。ふむふむ。1、2分まぶたを閉じておくのが一番効果的なんだそうだ。そして目薬はいったん開封すると1ヶ月が使用の期限だという。これを聞いて自宅や内視鏡室に以前から使わずに放っておいた目薬があることを思いだした。それで後で確認してみたら・・げっ!抗生剤目薬が2017年9月が使用期限、ドライアイ用のが2021年10月が使用期限でとっくの昔に切れているものだった。内視鏡室のステロイド点眼剤など開封してすでに7年も経過していた。即、捨てたわ。私は眼鏡を使ったことがなくあまり眼科の世話にならないせいか目薬をややぞんざいに扱っていた。以後、気をつけまーす。
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