2024年7月28日日曜日

全盛期の大谷

朝、いつものようにメジャーリーグのドジャースの試合を見ていた。相手はア・リーグの雄ヒューストン・アストロズだ。そこで大谷が第2打席で凄まじいホームランをライトスタンドにかっ飛ばした。ライトスタンド2階席を越えて飛んでいって、打った大谷も確信して動かず打球方向を見つめていた。
私は「150mくらい飛んだんじゃないか」と言い、大谷自身も「打った感覚は今までの中でもトップじゃないかなというくらい、飛距離というか、打感もそうだし、角度も全部が良かった」と自画自賛するくらいの打球だった。しかし飛距離は135mと最長というほどではなかった。でも打球速度は自己最速タイの118.7マイル(約191キロ)を記録したそうだから、毎試合観戦している私が「凄まじい」と思っただけのことはあった。

でも凄かったのはそうしたデータではない。観客のざわめきと歓声がなかなか止まないんだ。次打席が始まっても観客の「今のはすごかったな」「どこまで飛んだんだ」「大谷すごい」などと英会話が飛びかっていたんだよ。直に見た観客は今さっきのホームランがただのホームランではないって実感として分かっていたんだ。球場は敵地アストロズのミニッツメイド・パークだったのだけど観客もこんなホームランを見たらそれだけでも見に来た甲斐があったというものだ。

ただ、試合は5点をドジャースがリードしたのに救援陣が打ち込まれ6対7で逆転負けを喰らってしまった。うーん、今のドジャースは怪我人が多くそこそこ強いんだけどこのように追いつかれて負ける試合も最近はある。だが今の時期だからまだいいかも。勝負は10月のポストシーズンだ。その時に怪我をしているベッツや山本由伸らが復帰してくれればいい。そう期待したくなる雰囲気がドジャースにはある。これが昨年までのエンゼルスにはなかった。大谷はダブルヘッダーで1試合目に完封して2試合目に臨みホームランを2本打つという獅子奮迅ぶりを見せたが、そのあたりが本人のピークで結局9月には故障してしまった。

スケボーでまた女子中学生が金メダルを柔道男子阿部一二三が文句なしの金メダルを取るなどパリオリンピックも盛り上がってはいるけれど、私は大谷やドジャースの試合が一番に気になるほどメジャーリーグ中心の生活パターンになっている。だからネットの「SPOTV NOW」への月額2千円支払いがそれほど苦にならないのだ。今、全盛期を迎えている大谷翔平を見過ごしてはならないゾー。

0 件のコメント:

コメントを投稿