スチョル先生のところで新一万円札を初めて見た。渋沢栄一が今度のお札の顔だ。↓3枚の番号が順になっている。
パッと目につくのはこれまで漢数字の「壱万円」が大きく刷られていたのに洋数字を前面に押し出したことだろう。↓を見れば分かる。確かにこっちの方が分かりやすくすっきりする。そしてお札の大きさは全く同じだ。そして今回の目玉といえるのがお顔が印刷されたホログラムだ。それを見る角度によって顔の向きが変わるんだ。うーん、これは確かに偽造は難しそう。まだ五千円の津田梅子や千円の北里柴三郎は見ていないが同じくホログラムが使われているという。今回の新札で津田塾大や北里大の関係者は喜んでいることだろう。津田梅子といえば小学時代の国語の教科書に出てきたので知っている。父親は生まれてきた子がまた男でなかったのを残念がったという。そして官費女子留学生としてまだ満6歳という幼さで他の武家の娘ら5人らとともにアメリカに渡ったのだった。「あら、あんなに幼い娘が・・」と出発の様子を見た人が言ったという出だしで始まる文章だった(光村図書で確か6年生の教科書)が、その後の内容は覚えていない。ほか、学研の「学習」と「科学」や小学館の「小学〇年生」、旺文社の「〇〇時代」などの学習雑誌など大きくなれば捨てられて手許に残っていない。それらが今の自分を作っていったわけで、あの頃の教科書や学習雑誌も取っておけばなぁと今にして思う。「そんなの邪魔なだけよ」とカールは言うがね。ともかく、新札にようやく触れることが出来た。ただ、今は物珍しいが数ヶ月もすれば日常のことで一万円札も「諭吉ちゃん」から「栄一ちゃん」なんて呼ばれるんだろうな。
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