今週も土曜午前は外来勤務だった。暑い。外に出ると暑さと湿気が凄まじい。定期受診以外の患者さんはコロナ疑いか熱中症疑いがほとんどだ。熱中症疑い患者で高齢男性が手に持っていたのが↓のドリンクだ。なんと「熱中対策水」とそのまんまのネーミングだった。
どこの飲料メーカーかと調べると「赤穂化成」といって兵庫の赤穂市の会社だった。もともとは赤穂の塩を売る会社で2008年から「熱中対策水」を売っているそうだ。いや知らんかった。でもあまりにも分かりやすいネーミングでインパクト抜群だ。この時期にはよく売れるのではー。帰り際に医局の冷蔵庫を覗くと、お中元品のスポーツドリンクがあった。銘柄は「ジューシースポーツウォーター」とある。ぱっと見アクエリアスっぽいデザインで「熱中」よりはずっとスタイリッシュだ。でも「熱中」に比べこの製品名は1回見たり聞いたりしただけでは覚えられない。メーカーは「熊本果実連」だった。今はこのデザインではなく4月から下の画像デザインに変更されたようだ。
ふうむ、確かにすっきりとしてさらに洗練されている。ただやはりインパクトは「熱中」にはかなわない。「でも『熱中』は夏しか売れないだろうな」と私が言うと、カールは「でも店でどっちを買うかと言えば、私は『熱中』の方だわ」ときっぱりだった。
ださくてもインパクトとわかりやすさ、中小企業が大手に勝つにはこれなのかも。
0 件のコメント:
コメントを投稿