滅多にないことだが、今日の午後は隣町のカジキマグロ病院へ病院スタッフ合わせて6人で訪問することになった。「医療安全対策地域連携相互評価」というシステムがあって、今回は私たちがカジキマグロ病院の医療安全を評価する立場になった。この間は国立のサンキュー病院と互いに評価しあったりしたそうだ。参加者にどうしても医師が一人は必要で、シマッチ院長が不在のため副院長たる私に要請があったのだ。面倒くさいなとは思いつつも、日頃、患者さんを相互に紹介や依頼しあっているのに、一度も行ったことがない病院だったので興味はあった。それに第2内科出身のドクターも4、5人はいるので気安さもある。
場所は加治木インターの近くで、日本の滝百選に選ばれている龍門滝や特徴的な山容の蔵王岳が外来から眺められる病院だ。↓は龍門滝。今日は水量が少なかった。大雨の後だと「まるでカフェオレが大量に流れているみたいですよ」と看護師さんが教えてくれた。↓は加治木のシンボル蔵王岳。あれは「火山岩頸(がんけい)」の一種なんだよね、と私が逆に看護師さんに教えたヨ。「へーえ」と看護師さんメモしてました。かつてのこてる日記「あれは片子山、火山岩頸っていうの」https://koteru-nikki-2015.blogspot.com/2015/07/blog-post.htmlも参照。
他、検査室やリハビリ、内視鏡室など見学し仕事を終え、夕方に青雲会病院へ帰った。私がいなかったことで本来なら受け持たねばならない患者さんなどいたようだ。まあそれも仕方ない。たまには連携しているこのような病院への訪問も有益なことだった。
ところでカジキマグロ病院というのは当然本当の名称ではない。こてる日記にはこうした別称を当てているケースがあるが、その中でこれまで一番私に質問が多い病院が「七五調病院ってどこなの?」だ。あはは、これの由来は分かりようもないだろう。ヒントは霧島市で一番大きな病院といえば分かる人にはすぐに分かるはず。なぜそんな名付けをしたかというと、2000年の7月から9ヶ月間私はそこに週1で内視鏡検査を担当していた。大学病院を辞める時に「最後のご奉公で民間移設になったその病院の内視鏡担当Drが不足しているので翌年3月まで非常勤で行ってくれ」と松ピカ先生に頼まれたのだった。その際に内視鏡検査が週に7件、5件、7件、5件とたいてい7件か5件の検査数だったので「まるで七五調や」と勝手にそう名付けた。だから皆さんが由来を知りようもないのだった(笑)。
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