美空ひばりメドレーで最初の歌は「東京キッドです、どうぞ」と少女は歌い出した。
「♪歌も楽しや〜東京キッド〜」
な、なに?思わずTV画面を私は見つめた。びっくりとはこのこと。伸びやかで大人びた歌声、え、小学5年生なの?そして「東京キッドってこんなにいい歌だったっけ」ついで「真赤な太陽」「川の流れのように」を歌った。ほう・・。
かつて大人たちが少女美空ひばりに驚いたのと同じだろうか。単に歌がうまいだけじゃなく何か聴かせるものをこの子は持っている。ネットで「梅谷心愛」と検索すると彼女の母のtwitterがあってあちこちTVや歌の祭りなどに出てすでにセミプロ並みの活躍をしているようだ。実際、プロの先生にレッスンも受けているという。歌がうまい子はたくさんいる。でもプロの歌手になりさらに多くの人に感動を与える歌手になるにはうまいだけではダメだ。心愛ちゃんが憧れる美空ひばりのようになれるか、そこまでないにしてもみんなが知るような歌手になれるかはまだ分からない。しかし、一瞬で私をTV画面に向かわせた何かを彼女は持っている。期待しよう。
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