昨日、パソコンを病院から取り戻して帰る時の高速道路でスマホに電話が来た。こんな時間に電話が来るとすれば・・案の定、サブアラドDrからだった。Bluetooth使っての会話でまずは私から言葉を発した。
「七段昇段おめでとうございます」「あ、いやー、つい今さっき昇段しやした」
サブアラド六段が近々昇段間近だというのはネットで把握していたのだ。パソコンを忘れさえしなければ自宅できっと観戦していたはずだった。昇段戦は早々得点を伸ばし後は「下々(打ち手の)の点のやりとりを見ているだけだった。私の昇段がかかっているとは知らなかっただろうて。ハハ」だって。「これで鳳凰卓でまた打てるのが楽しみだ」と強者たちとの対戦を厭わない彼らしい発言だ。私はデルバラドの名ですでに七段だが、もう一つのアカウント「こてる」を育てることに専念して現在六段。昇段ポイントまでもう少しかかるところにいる。「早くおいで」と電話の向こうで先に余裕をかまされてしまったよ。
今日の夜、私も天鳳をやる。南3局時点で39100点の2位。そこにトップ目からリーチが掛かった。点差は4500点。一発でつかんだのが4ピン。危ない。しかし私の手には567ピンがあり場に5ピンが2枚あり7ピンと入れ替えればやや安全か。いつもなら必ずそう打つ。しかしリーチ直前に私が切った1ピンに下家のトップ目は反応がなかったことで魔が差した。4ピンの方を切ったらリーチのみの手に当たってしまった。がぁ。
オーラス、まだ2位とはいえトップとは12000点差となり逆転トップは遠のいた。満貫ツモでも逆転出来ずハネマンツモか満貫直撃しかない。すると5巡目あっという間に聴牌った。ただそれがピンフのみ千点の手。上がれば2位確定でそれでもポイントは入るからいいのだがさっきのミスが悔しくて逆転を狙った。六萬を持って来れば三萬と入れ替え一気通貫の役が付き一気に満貫手になる。7巡目10巡目とトップ目から当たり牌が出るがこれを見逃す。14巡目待望の六萬を持って来て三萬と入れ替えここでリーチ!これをダンラスの親がポンして断ヤオのみの手を聴牌した。そして16巡目に当たり牌を出した。満貫だがこれも私は見逃した。ここで上がったらさっきまでの見逃しの意味がない。ちなみにリアル麻雀なら上がる。ドボンも付くし2位でもそこそこの収入があるからだ。結局この局は流れ、オーラスが続いた。
次局、私は逆転できたのか?いや、実は粘る親に7700点を放銃してしまったのだ。トホホ。だからさっき上がっておけば・・もしこの麻雀を観戦している人がいればそう思ったに違いない。私もそう思いかけた。でも、この時点で持ち点25800のまだ2位。トップとは17000点も開いたけどまだ少し余裕はある。すると、流局の次、粘る親に早く終わらせようとトップ目が動いて3巡目に早くも中ポンの聴牌。本来なら簡単に終わるはずがまたしても親がねばり、断ヤオ手で鳴く。安手かと思いきやこれがドラ3の親マン手。ここにトップ目が痛恨の放銃。オオ!これでトップ目とたったの500点差。2600点以上を上がればトップになれる!この状況を待っていたゾ。
最終局、私は4巡目に待ちはペン7ピンでドラ1の手をリーチした。この局面上がれば何でもトップなのだ。するとここまでおとなしかった上家もリーチ。げ、ここで上家に振ってしまえばラスに転落だ。実は開けたいゾMRがこの半荘を観戦していたんだそうだ。上がりを見逃す私に呆れ、最後の最後追いかけリーチ(待ちは2ー5索)にラス転落の匂いも感じたそうだ。だが結局、上家が7ピンを持って来て私に放銃。目論み通り私がトップになって終わった。いや〜安全に2位になれたのに危険を冒してトップを取れた。こんな風には滅多に打たない。南3局の自分のミスに腹を立てトップを取るしか気持ちが収まらなかったからだ。
数分して開けたいゾMRから「見てました。すごい逆転勝ちでした」とメールが届いた。そうか、見ていてくれたのか。そういう開けたいゾ君も「おおばば六段」でまた鳳凰卓復帰を目指しちょくちょく打っている。ネット世界でいい年したおっちゃん連中がたかが遊戯によくもまあやりあっていることよ。
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