プロ野球は日本シリーズが始まった。第1戦は麻雀しながらだったのできちんと見ていなかったがソフトバンクの大勝だったのでまあよかった。今日の第2戦はじっくり観戦した。立ち上がりこそ1点を取ったが横浜DeNAの左腕今永がよくてソフトバンクの各打者は翻弄されていた。そして追加点が取れないまま6回には東浜が打たれ、抑えの森もホームランを打たれ1ー3と逆転されてしまう。7回裏にソフトバンクはやっとチャンスをつかむ。柳田がヒットを打ち1点入れ、次に今宮が打席に立つ。初回は同様の場面で彼は犠牲バントをし結果1点をもぎとっている。でもここでは強攻策に出た。振り切った打球はしかし2塁ゴロ。ところがここで横浜は2塁手がミスし(ダブルプレーをあせったか)、今宮は1塁に生き残った。デスパイネ三振で続く内川は四球となり2アウト満塁だ。続く5番中村晃が値千金のライト前ヒット!これで同点だ、あれ、今宮が本塁に突っ込んでいる、間に合うか。ヘッドスライディングするもアウト!!うーん、残念。でも同点だ、きっとやれるゾ。
この後、工藤監督がビデオ判定を要求した。うん、やれるだけのことはやっていた方がいい。ビデオ再生をみるとほぼ同時に見え、それなら審判のコール通りアウトだろう。そう思って画面をみていた。でもなかなか判定結果が出ない。今日のTV中継はフジTVでこれがなかなかよかった。もう一度見たい場面の再生は角度が360度ぐるりと動き非常にわかりやすくかつ面白かった。いったいどのようにしてあんな再生が出来るんだろう。後で知ったが「リプレイ映像を流す際、約120台のカメラを駆使した多視点リプレイシステム4D REPLAYを導入した」とのことだ。何と120台ものカメラを用意していたとは!だからあんな映像ができるんだ。いや感心。でもよかったのはそれだけではなかった。審判団のビデオ判定結果が出て、意外にも「判定は・・セーフ!です」に球場もTV桟敷も一斉に歓声(あるいは悲鳴)が沸いた。ほんのわずか今宮の手がベースに付いているとフジの画像で分かったそうだ。えらい!フジTV。最近は何かと批判されたりし落ち目のフジだがこの調子ならきっとまた日の目を見るぞ。この後ソフトバンクは盤石の抑えで4ー3のまま勝利した。(↓上の画像だと今宮のアウトに思えるが、下の写真が決定的でコンマ0.01秒くらいの差で先にベースにタッチしているのが分かる)
今では人間の力だけではスポーツの試合も成り立たない時代になった。
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