2017年9月9日土曜日

集団災害事故想定訓練

今日は救急の日のイベントで午後から姶良郡医師会の集団災害事故想定訓練に参加した。場所は加治木の加音ホールの横の運動場だ。青雲会病院からは私と光鳥Nsにキコ様Ns、おーい病院からは泣かん薗Dr、救急消防からはホットウォーター救命救急士など知り合いも来ていた。

バスと乗用車が衝突し中にいた学生らが死傷したという設定で運ばれて来た受傷者をトリアージするというのが医師会の役目だった。あらかじめ受傷者は傷害の程度が決まっていて私たちは黄色タグ(歩けないがすぐに治療を急がなくてもよい)のテントで対応をした。泣かん薗Drらは緑タグでそっちは軽傷者ばっかしでそれほど緊迫感はない。黄色テントでは運ばれて来た模擬受傷者の中には「うわー、いたーい、早く救急車呼んでぇー」と叫びまくる若い男性もいて、こら騒々しいぞと思ったが、これも事前にそう指定されているのだ。騒ぎ得にならぬようにきちんと怪我やバイタルを調べ、私は「うん、黄色タグのままでいいから救急車はすぐには必要ないね」とトリアージした。ま、その後、救急車の余裕ができたということで運ばれていったけどー。

関係者が気をもんだのがドクターヘリだ。実は2台やってくる予定だったのだが曽於郡で現実に事故があったようで1台はそっちへ向かっていて来られそうにないという。住民もけっこう見学に来ていてお目当てはそれだというのに何も飛ばなかったらがっかりだよ。幸い遅れたけれど「よう眠る病院」所属の赤いドクターヘリがやって来て安堵した。↓は医師会のカメラ係に撮ってもらった1枚。いつものようにヘルメットが似合わない私ではある。


それにしても暑かった。日焼け止め塗っても暑さが染みた。こんな中で実際に事故があって何時間も動き回らないといけないなんて・・何事もないことの有り難さを思いやったことだった。

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