夕方、城山観光ホテル・エメラルドホールでの「きのすく会しんどかど整形外科開院20週年記念パーティ」に出席した。しんどかどDrは大学同窓生にてバスケット部での同僚でもある。ちょうど「10周年記念」も同じ日同じ場所だった。あの時は癌末期の父デンコーがいよいよ危ないという頃で田舎から電話もかかってきて気もそぞろのパーティだったのを思い出す。それと今ボウリング仲間である海広しDrと初めて会いいずれいっしょに投げましょうと挨拶したのもこの会が縁だった(それは1年半後に実現し、その後リーグ戦参加するようになった)。(↓しんどかど先生に奥様)
座席は最前列の中央ちょっと脇のほとんどがバスケ部OBの席だった。隣のおーそうかDrオッキーDrとは同期でもある。中央はお偉方で教授、会長と名の付く方々で納先生もおられた。納先生にはパーフェクト達成の報告をし、「年賀状で知っていたよ、おめでとう」と言われ写真もいっしょに撮った。会は法人名である「きのすく会」の紹介スライドビデオで始まりしんどかど理事長、猟奇院長、稼いだクリニック院長らの挨拶、そして来賓挨拶も皆エピソードがらみでなかなか感慨深いものだった。食事は10年前は和食だったが今度はフレンチでこれは意識して変えたのかな。
この会はしんどかど整形の感謝の夕べということだが久しぶりに会う旧人との再会もうれしいことだった。30年ぶりくらいだったのが種子島の病院でいっしょだったミッドリバDr。えらく貫禄がついているも笑顔は昔のままだった。私は「確かさー、年上の彼女と結婚するといっていたけど・・」「あ、その人と結婚しましたよ」向こうは「休みの夜、私の運転する車がローリングしたのを覚えている?」「ああ、覚えている。南種子に向かって運転中、スリップしてあやうく事故るとこだった」あはは、車もコロナだって覚えているわ。バスケ後輩のストンサークル君は串木野勤務なので「しんどかどのところではたまに麻雀をするんだが」というと「なに、私も誘って欲しい」だと。しんどかどDrによると麻雀台を導入する予定があるが今はこの感謝の夕べをクリアすることでいっぱいだとのこと。そうだろうな。すみずみまで気を使っているのがよく分かる。
それとおおしえDrと10年ぶりに会えたのもよかった。彼は終末期医療のスペシャリストでちょうど南域病院勤務のころ、デンコーの末期を支え、父は「あの先生に背中をさすってもらえたのがすごくうれしかった」と亡くなる前1週間の間何度も言っていた。それであこネーサ母が彼にそのことを伝えたいと常々言っていて(わざわざ南域病院を尋ねたそうだがその時は転勤後だった)、私が代わりにやっと伝えることが出来た。彼は「いや、私はそれほど大したことはしてない」と言うのだが、苦しんでいる患者を支えてあげ、それがどんなにうれしく感じるものかそれは医者の想像を超えるものなのだ。髪の毛も白く薄くなってはいたが元気そうで何よりだった。後日、母にも伝えよう。
さて、今日のメインイベントが和太鼓のパフォーマンスということらしかった。前回も和太鼓演奏が披露されたはず。しかし、今回は規模が違った。
「DRUM TAO(ドラム・タオ)」
私は寡聞にして知らなかった。しかし全世界23ヶ国500都市累計700万人を動員した!との和太鼓集団で太鼓にとどまらず様々なパフォーマンス繰り広げかなりの人気を誇っているんだとか。で、始まって40分間、屈強な若者14名と女性2名のもう息をもつかせぬドラムパフォーマンスに圧倒された。笛、棒、音声、光、動きなどを駆使し、相当鍛え、練習を重ねているのがうかがえた。普段は大きな会場で何千円もチケット代を払って見せるものを、これを呼び寄せ、我々招待客に喜んでもらおうというしんどかど先生の配慮だがすごいことをやるねえ。最後はスタンディングオベーション、拍手拍手。これはDRUM TAOへはもちろん、しんどかど先生へも向けられたものだったはずだ。
(ちなみに、あとでTAOのブログを見ると「わけあって鹿児島」のタイトルになっていてフォロワーらが「なぜに鹿児島?」などといぶかっていた。ふふ、そのわけはこのこてる日記を読めば一目瞭然だ)
「恋するフォーチュンクッキー」のきのすく会バージョンビデオ、ラストの「サライ」熱唱などは何となく青雲会病院のパターンにも似て一代で大きくなった医療施設の勢いも感じられた。最後の万歳三唱もしんどかどと高校時代の同期でバスケ部のあれま三浪Drが前回に続いて務めた。どうしてもいろいろ語りたくてなかなか万歳まで行き着かないのは愛嬌だろう。彼は以前よりえらく若く見えた。健康にも気を使っているね。
そのあれま三浪Drに負けず、そろそろ還暦が近づくしんどかど先生だが、今後の展望も「逆順入仙」という言葉を出し、これからもますます意気盛んであった。すごい!
(逆順入仙とは:加齢と共に老いて体力も気力も衰えていくというのが「順」、しかし、人並みな事と逆なことをすれば肉体的にも精神的にも若返って、やがて仙人の境地に入っていく、つまり「入仙」で「逆順入仙」を実践すると、年齢を重ねるごとに記憶力、暗記力が高まり還暦を過ぎてからの方がむしろ活動が活発になるということらしい)
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