2016年8月23日火曜日

山ンバDrの死

昨日の大腸憩室出血は再度大腸内視鏡実施しどうにか出血源を見つけEBL(内視鏡的バンド結紮術)で治療出来た。どうもこの憩室出血患者の多さは収まる気配がない。数こなせば手慣れても来て最近の私の仕事の研究テーマにすらなっている。

そんな折り、秋にある鹿児島某民放TVの健康番組に青雲会病院へ取材、撮影があるそうだ。ラブカメDrがとりもつ縁でその中に内視鏡もあるらしい。で、検査体験に来るかもしれないが受け入れてくれるかと先生に頼まれそんなの即答で承知した。もしかすると私もTVに映るかもな。ふふ、カモーン!

1週間前の日記にも速報で書いたとおり、大学内視鏡室グループの仲間だった山ンバDrが急死したとの知らせを聞き仰天した。私と同じ年でかつて同じ団地に住み子どもらもうちと同じ男3人で同じ小学校に通っていた。ただ、なぜか6人とも学年がみんな違いPTAなどでいっしょに活動することはなかった。
一番関わったのは彼の開業についてで私が仲介した。開業前日、出水の高尾野にある彼のクリニックを訪問したところ、まだ大片付けの最中で何も彼に限らず新規開業はこんなにもバタバタするもんだと知ったものだ。その後順調にいっていたと風の便りに聞いていたのだが・・。亡くなったのは月曜の朝で鹿児島の妻と電話で話をしたばかりだったそうだ。しかし仕事に出てこないので職員が不審に思って部屋まで訪れたら倒れていたと聞く。救急で出水の病院に運ばれるも助からなかった。はっきりした死因は知らないが心血管系が原因だろう。

彼で思い出すのは14年前の2002年の内視鏡グループの忘年会でのこと、例によってカメラ撮影していた私は茶髪でジャニーズ系のなり損ないのような参加者を見て「あの若者は誰?」と近くにいたDrに尋ねた。それがまさか久しぶりに会う山ンバDrとはそう指摘されても「え?うそだろう」と信じられなかった。近くで確かめて面影があるのに気付き驚いたのだった。20kgぐらい減量したとのことでそれに茶髪に染めればそりゃ分からないわ!
↓の写真がそれで隣の同期のオールバックのかちかち山Drといい全くドクターらしくないツーショットだったヨ。

その日の写真をぱらぱらめくると忘年会から帰ってきた私がまだ幼稚園年長のチッチを高い高いしている写真があった。
うわ〜、ちっこくてかわいいねえ。チッチも今年二十歳ですっかり大人びているけれど、こんな子どもの写真を見たらまだまだ私は死ねないとしみじみと思う。山ンバDrよ、無念!

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