朝の通勤、やたら景色がくすんで見えた。姶良に着いて南方をみても桜島が全く見えない。単なる靄(もや)ではなさそう。これは中国あたりから来た微小粒状物質(PM2.5)だったようだ。こんな空気じゃ外に出る気も起きない。最近は高山の樹氷も真っ白ではなく濁って見えるらしい。溶かせば油が浮いて黒ずむという。少し前に屋久島の樹氷を取ってウイスキーにその氷を入れロックで飲むという人がいたそうだが、さる賢者から「止した方がいい」とアドバイスされ訳を聞いて納得したとか。40年以上も前の1969年から1970年は公害、公害の話題で明け暮れ、子供の怪獣映画にまで公害怪獣(ヘドラ)が登場した時期だった。それ以降改善改革が進みこのところ大きな話題は出なくなった。中国もそうした洗礼を浴びてクリーンになってもらわねばならないが、40年も待ってられるかなぁ。
0 件のコメント:
コメントを投稿