フォルクスワーゲン販売店へ

カールが、愛車ポロがそろそろ購入9年を迎え、新車にするか車検を受けるか、それにポロを譲り受けたいと希望しているセージのこともあり悩んでいた。そんな中、フォルクスワーゲン（ＶＷ）の担当者から「9月は決算時期でもありますし消費税も上がりますから今のうちにぜひ新車を御検討下さい」と再三のコールがあり、今日の午後販売店に行くことにした。今回は私も同乗し初めてフォルクスワーゲン鹿児島の販売店に行ってみた。9年前はまだトヨタのDUO店が販売していてポロ購入直後にVW正規販売店に移行したのだった。宇宿の販売店は20年ほど前に私たちが住んでいたアパートにすぐ近くにあった。

セールス担当のホソザソ君がにこやかな表情でやって来て、いろいろ説明してくれた。ポロは2年ほど前にモデルチェンジして日本では1年半ほど前から輸入販売している。少し上級のゴルフはモデル末期で近々ニュータイプが発表され日本での販売は1年後くらいになるだろうとのこと。それでニューポロにオプションを付け加えていくとゴルフの普通のモデルとほとんど値段が同じになってしまうという説明を受けた。そこで実車を見て内装や装備の比較、さらにどちらも試乗をさせてもらった。そこで私が感じたのはモデル末期を言うことを除けばゴルフにはっきり軍配が上がるということだった。古い型を魅力的に見せるにはデコレーションしないといけないというのは分かる、それが見た目だけでなく実質的な効能もあって私は心の中ではポロのオプション付きを買うくらいならゴルフがいいと思った。（上がポロで下がゴルフ。スタイルよく似過ぎてパッと見、区別つかない）

特に気に入ったのはブレーキのオートホールド機能だ。これは市街地の信号待ちの時など1回ブレーキを踏めば後は踏み続けなくてもしっかり車を固定してくれる機能で素晴らしいと思った。ポロにはオプションでもその設定がない。ポロのような小回りのきく車にこそ必要と思うがそこは車格で差別化しているのかも。その他ボディも少し大きめで乗り心地もゴルフが勝（まさ）っていた。とれなればポロを買うならば余計なオプションは付けずに安く済むタイプを購入すべきということだ。

カールもムダ使いはしたくないといい、3時間は越えて検討した結果、結局ゴルフにすることにした。これは当初思っていなかった選択だった。ポロのどのタイプを買うかと考えていたのだ。しかしカールはこれまで同様今回も長く乗るはずで、だったら少しでも快適な方を選ぶべきと私が推した。現行のゴルフ7、見て乗って輸入車で初めて日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しただけのことはあると感心した。そうそう、途中、セージに再確認すると「ポロ、欲しい」と即答だったので今の青ポロは車検後セージに上げることにした。9年経過したとはいえフォルクスワーゲンは塗装が上等なのでそんなに古くは見えない。フォルクスワーゲンが日本でもよく売れるワケがよく分かるわいな。