2019年9月23日月曜日

アナザーストーリーズ「香港パワー!ジャッキー旋風」

昨日は3週間ぶりの麻雀でメンバーはここ最近固定されている腹出しDrを交えてのもので、これまた久々に私がトップだった。10戦してラスなしも珍しい。前回に続き腹出しDrが負けた。負けて悔しいはずだが、負けず嫌いの彼のことそんな表情を出すのも悔しいようだ。でも今のところトータルでは確か勝っているはずでまだまだ余裕でしょ。次も勝たせてもらいまっせ。

何もない今日のような休日は恒例のビデオ消費だ。NHKアナザーストーリーズの中で「香港パワー!ジャッキー旋風 世界を駆け巡る」を見た。彼がブルース・リーの映画に出ていたことがあるとは知っていたがどの作品かは知らなかった。「ドラゴン怒りの鉄拳」で敵対する役で蹴られてふすま越しにぶっ飛び池に落ちる役だった。顔ははっきりとは分からない。ほとんどスタント役といってもいい。しかし見事な蹴られ飛びっぷりでブルース・リーにも誉められたそうだ。ただ、リー亡き後は何をやってもリーの物真似と言われその幻影に苦しめられる。リーとはそもそもキャラが違うのだからねえ。その後「酔拳」や「蛇拳」などで人気を得てスターとなったが、それらは私は見たことがなく1983年の「プロジェクトA」を映画館で2回か3回見てすごく面白いと思った。あれが彼の最高傑作じゃないかな。(実際、ファン投票では1位だった)主題歌もいかにも香港的で今でもよく聴かれる。ジャッキーのテーマソングのようだ。

アナザーストーリーの一つ、ジャッキー・チェンに憧れた谷垣健治青年は単身香港に乗り込みジャッキーの弟子になるべくスタントの技を見せて注意を引く。しかし当然弟子にされるわけもなく、その後香港のスタント界で地位を確立し日本映画でもスタント、監督として活躍し、ジャッキーの日本ロケで共演を果たしジャッキーに感謝され本懐を遂げるという話、これは一つの映画がその人の人生まで決めたという典型だ。映画に限らず音楽、美術、小説など芸術作品というのはそういうパワーを持っている。今のNHK朝ドラ「なつぞら」もアニメを見た主人公がアニメーターになっていく話だ。ただ物事に熱中しそれを持続できるいわゆるオタク気質と元々の才能が必要だろうがね。

さあて、次の休日はどのアナザーストーリーズを見ようか・・。

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