2015年1月8日木曜日

早く分かりたいインフルエンザ

今日は外来だった。インフルエンザが流行っている。高熱の人はもちろん37℃くらいの熱の人でもインフルエンザ陽性反応が出ている。中には発熱、頭痛、関節痛などそれらしき症状なのに陰性の人もいる。この場合私は臨床症状から判断してインフルエンザの処方を出す。今の検査キットは症状発現1日目には陽性反応が出ないことがままあるし、何も検査キットが診断するわけでもないだろう。「TVで早く分かる検査キットの宣伝をやっていますね」と外来のオダユリNsが話しかけてきた。ほう、たしかフジフィルムがやっていたね。さっそくネットで調べた。発症6時間で判明し高感度だという。できれば発病直後に判明する器械がいいが現状ではこれがベター、導入すべきだ。検査科長の難ガターさんにすぐに調べてみてくれと頼んだ。即乗り気ではない様子だったが私はともかくも進めて欲しいとプッシュプッシュ。早くしないとシーズン終わっちゃうからー。

夜、サブアラド六段から電話あり特上卓で打ってみた。これが麻雀の醍醐味というか怖さの出た半荘だった。南2局、親のサブアラドは4万6千でトップ。私は1万8千程度の3位だった。6巡目、ピンフドラ1聴牌の私は浮上を狙ってここは当然リーチと出た。裏ドラや一発あれば満貫になり2万5千点の2位より上に立てる。下家親のサブアラドは私の現物を切り無茶はしない。しかし上家の断ラスは8萬、6萬と全くの無筋を切ってきやがった。么九(ヤオチュウ)牌を1枚も切っておらず狙いは明らかに国士無双。ちょっとこれはまずいぞ。勝負してくるということは一向聴か聴牌だ。数巡後断ラスは手の内から6索を切った。うわ、これは聴牌しやがった、げっ私のツモ牌は北。あたりませんよーに。祈るようにしてツモ切った。セーフ。ふー。こうなるとリーチしたことが恨めしい。しなければ待ちの4、7ピンなんてすぐにでも出そうだった。後から牌譜を見直すとサブアラドが4ピン暗刻7ピン2枚持っていてそれでいて役なしの47ピン待ちという苦しい手でリーチなければ間違いなく7ピンを切っていた。ある意味さすがというか私の待ちをぴったり押さえてそんな風になったのだ。で、結末。14巡目、ラス牌の東を持って来たサブアラド六段、なんとこれを即ツモ切り、ジャーン!(天鳳では役満が出るとこの効果音が鳴る)、段ラスに国士振り込みとなった。3万2千点放銃でトップからビリへの転落だ。逆に段ラスは一躍4万点越えのトップに躍り出た。

後で電話で確かめるとサブアラドDrは「なぜか全く国士やっていることに気付いていなかったんだよ。見えていなかった」と。私のリーチに対する突っ張り方や捨牌をみれば絶対に気付くはずだし日頃は私が国士をすると常に警戒するタイプなのに集中力が途切れていたのか。ドラマや人生ゲームぐらいでしか見られない立場反転、麻雀はドラマチックゲームや。

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