2015年1月19日月曜日

「カリオストロ」を見よ

マスコミネット情報で「ルパン三世 カリオストロの城」14.5 %!根強い人気」とのタイトルで先日TV放送された同アニメ映画の話題が出ていた。以下その内容をそのまま載せてみる。

「16日に日本テレビ「金曜ロードSHOW!」で放送されたアニメ映画「ルパン三世 カリオストロの城」(後9・00)の平均視聴率が14.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが19日、分かった。14回目のテレビ放送だが、根強い人気を示した。12回目(2010年10月8日)の12.1%、13回目(112年3月30日)の12.7%を上回った。1979年12月に公開された不朽の名作。アニメ「ルパン三世」の劇場映画第2作で、巨匠・宮崎駿監督(74)の映画デビュー作。欧州の小国・カリオストロ公国を舞台に、史上最も精巧な出来を誇る幻の偽札「ゴート札」の謎や美少女・クラリスとの物語が展開される。「ルパン三世 カリオストロの城」は「金曜ロードSHOW!3週連続ルパン祭り」の第1弾。来週23日には13年のTVスペシャル「ルパン三世 princess of the breeze~隠された空中都市~」、再来週30日には興行収入40億円を超えた大ヒット作「ルパン三世vs名探偵コナンTHE MOVIE」(13年)が地上波初放送される。」

まあ映画やTV放送の話題作り記事なんだが、このアニメを偏愛している私にはうれしい記事だった。ルパン三世ものでもこの作品だけが好きでほかの作品はほとんど興味ない。小学高学年の時、TVで初めてルパン三世を見たときまったくその面白さを理解できず1話で見るのを止めてしまった苦い記憶がある。実際、当時の子どもたちにはやや大人向けのしゃれたアニメで視聴率は良くなく1シーズンで打ち切りになった。それから6年後くらいにアニメ人気が出てきて初の映画作品「ルパンVS複製人間」がヒットしておやおやと思ってそれでも見には行かず、映画第二作の「カリオストロの城」も2本立ての裏でたまたま見ただけだった。予想に反して裏の作品が良かったというのも昔はよくあったが、最近は2本立てがないからなくなった。「カリオストロ」のあまりの面白さに3回も映画館に通ったとこれまでも何度か日記に書いた。この映画は面白いだけでなく飽きが来ない。今見ても全く古くささがない。だから2年おきくらいに放送されてもこれまでのファンと新たなファンが見てくれる。視聴率14%とは最近のTV界では優秀な数字で元手が既にほとんどゼロだからさらに優れたコンテンツと言える。

「カリオストロ」は自身初のアニメ映画監督として臨んだ宮崎駿の渾身の作で、後の「ナウシカ」「ラピュタ」などより私はずっと面白いと思う。原作がモンキーパンチで設定をいじるには当然限界があり宮崎駿ワールド全開というわけにはいかなかった。でもそのために互いの良さが際立ち日本アニメ史上に残る傑作が生まれた、私はそんな風に理解している。このアニメのことを知らない若い人がいるとぜひ!と見ることを勧めたくなるのだ。そういえばサブアラドDrも知らないと言っていたので古い人ではあるが鑑賞を勧めておいた。「ワンピース」が好きな彼ならこれも当然見ておくべき、で・す・よ。

0 件のコメント:

コメントを投稿