当直明けだけど帰ることはできない、ばかりか内視鏡検査も今日は多かった。オマルDrと二人黙々とこなすが午前の検査が終わる頃、院外のクリニックから患者を診てくれと依頼もあり下血があったとあれば断るわけにもいかない。さらに食欲不振の高齢女性の入院加療依頼も別のクリニックからありため息すらも出ない状況で診察諸検査指示を出した。14時を過ぎてどうにか昼食を摂りに行きほとんど休みなしで内視鏡室に戻ると、先ほどの入院予定患者の家族が「2時間も待たして」と怒りぷんぷんとの連絡が入った。はぁー。確かに昼食前にはおおよその結果が出て説明も可能だったがご飯なしに仕事を続けてくれと言われてもね。内視鏡検査前に患者と家族に説明をしたが待たせたことには謝らず不満を述べていたことに対して多少たしなめる発言をした。私にしてはとても珍しいこと。そもそも午前ぎりぎりだったにも関わらずサンキングDrの紹介状があったから急いで検査をし空床もあまりないのに入院させるつもりでいる、見てのとおり多くの患者や被検者が待っていてあなた方だけを優先して説明する余裕はないのだと。女性患者はすぐに詫びてくれこちらの指示に従ってくれた。ふーん、割と素直だね。ただ待たされただけの家族がご不満だっただけか。(この患者さん治療も上手くいき入院中もご機嫌で2週間後の退院時には直接ではないがお礼の品をナースステーションに預けていた。最初が嫌なパターンだったのに今思えば可笑しいわ)
下血患者は緊急大腸内視鏡行うと典型的な虚血性大腸炎だった。ほんとにこの病気は多い。その割には病名は知られていない。ほとんどが一過性で数日から1週間で治ってしまう。出だしびっくりも後は楽なパターンゆえ最近は入院させないことすらある。すでに夕方は空床もなく注意事項を教え自宅安静で要すみることにした。そんな検査バタバタで所属長会議にも当然遅刻だった。このところ定刻通りに参加できないことが多い。帰宅したのは20時過ぎでメシフロのあとはBTQ。久々に無抵抗爆睡だった。
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