土曜は朝から仕事でこれがまた忙しかった。月初めだからか定期の外来患者が多かった。12時半で終わるはずが院外当直Drが雨の10号線渋滞で到着が遅れるとの一報ありしばらく待機し、そして病棟もここぞとばかりにピッチに指示依頼があった。昼食も摂らねばならず1時を過ぎても病院をすぐには離れられなかった。いったい何を急いでいるの?いや、午後2時から鹿児島市内で麻雀の約束があるのさ。サブアラド、見せたまえDrに開けたいゾMRの強者メンバーが待っている。病院を出たのは1時25分を過ぎていていつもなら10号線を南下のところ渋滞が嫌で高速使って突っ走ろうと姶良インターを目指した。
ラジオは珍しくNHKを付けトーク番組で面白いネタをやっていてふむふむと聞き入っていた。料金所を過ぎ下り車線になりもう少しで出口じゃーとラジオ聞きつつ快調に走っていた・・つもりだった。ふと、バックミラーを見やるとこちらに向かって来る赤い点滅の白いクラウンが・・。一瞬で青ざめましたな。ブレーキ踏んだけれど時すでに遅し、追い越し車線で私の車を助手席のヘルメットかぶったK察官が手招きして後を付いて来いと。ああ、隣の銀色の車じゃなくてやっぱりマイ黒プリウスなのね。高速道路って左側に少し車を止められる路肩がある。北インター直近の路肩に止めさせられ降りてきたK察官に「えらいスピード出てましたねー。120キロ以上出てましたよ」「ええっ、そんなにぃ。メーターは見てませんでした」「減速した時のスピードで108キロで28キロオーバーの3点減点で3ヶ月以内に無事故無違反ならこの点数は消えます」と言われ、暗に120キロオーバーの免停になるはずだったのをこれくらいにしちゃるから早よ拇印を押せということだ。ごねたところで覆るはずもなくハイハイと素直に従った。ああ、油断したなあ。いつもはスピードが出てしまった時はおっといけないと通常車線に戻るし、白いクラウンを見かけたら即ブレーキを踏む癖もあるのだが、麻雀面子を待たせては・・と気持ちがあせっていたのだろう、アクセル踏み込んでいる意識もなくクラウンにもまったく気付かなかった。捕まる時ってこんなものなんだろう。クラウンの後部座席でサブアラドDrに電話し事情を話した。「あいたー、クラウンだろう」「ええそう」の会話をしたのち、拇印押してプリウスに戻った。手にした納付書の1万8千円の文字が目に痛い。悔しいからクラウンのナンバーが分かるようにこそっと写真を撮ってやったぜ。「ヤクザ屋」だなあいつは。結局7、8分遅れる羽目になり、こんなことなら10号線でチマチマ来ればよかった。
「さあて、私はすでにマイナス1万8千円のハンディがあるかね、今日は遠慮しないよー」宣言をし闘牌を開始した。するとどうだろう。まず怒濤の3連勝。実はこれでハンディを取り戻したのだが4回目ラスになり「まだまだ負けている」と緩まず3コロトップ2連勝でおつりが出るほどに。このあとは勝ったり負けたりでほぼチャラで終わり前回の一人負けから一転一人勝ちでしかも罰金払っても余裕の勝ち分に終わった。いったい何なんだろうね。みんなは「お前の罰金肩代わりするために打ったんじゃないよ」とぼやきつつ呆れていた。いやはや逆境は麻雀を強くするってか?!
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