2014年8月26日火曜日

メールボックスはどこ?

昼過ぎの内視鏡室でムッちゃんNsが何やら鯛踊りNsとやり合っていた。「だからそのメールボックスがどこにあるのか教えて。私、取りに行くから」キョトンとする鯛踊りNs。やがてムッちゃんが大いなる勘違いをしていることに気がついた。

地域医療連携室のフーコ女史から「メールを出しているのにムッちゃんNsからは一向に返信が来ない」との連絡を受けて確かめに来たのだが「いいやメールなんて来ないよ」「ええ?でもみんなには来ているしアナタだけ行かないはずはない」「いいや、来ていない。どこにそのメールはあるの?」「メールボックスを見ればそこにあるはずよ」と言われて行動的なムッちゃんはならばそのメールボックスを直に見に行きメールを手にとって返事しましょと思ったのだった。

彼女の頭の中には物としての木箱のような手紙入れがあった。電子カルテを開いてメールのやりとりをするという現代では当たり前の行為は「私、できない、そんなこと」で、昔のうちのデンコー親父なら「この天保年間は!」ってこき下ろしていただろう。それって今なら「大正生まれかよお前は」かな。説明を受けて自分勘違いを理解しても「ふつう、メールボックスって言われれば(木箱と思って)当然でしょう」とみんなに同意を求めていたが残念ながらみんなは首を縦には振らず時代遅れの看護師はふうーっとため息をついたのだった。

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