韓国女優のチョン・ヘビン(36才)が結婚したという普通の人にとっては超マイナーなニュースがあった。
12月7日にバリ島で2才年下の医師と結婚式を挙げるとか。彼女の写真を見て「ああ、あの女優か」といくつか思い出すシーンがあった。ほとんどが脇役で初めて見たのは2003年の「サンドゥ、学校へ行こう!」で、次に見たのが2008年の「オンエアー」。この作品ではストーリーとは関係のないシーンに出てきていた。医局でヒラメグDrと見ていて、チョン・ヘビンが「私の心はテイクアウト出来ない」とつぶやくシーンに大笑いした。これはソン・ユナ演じるドラマ脚本家が「気の利いたセリフばかりで中身がないって自分は批判される」と前作のドラマの一シーンを例に出したものだった。
「オン・エアー」の脚本家は今では韓ドラ界最大のヒットメーカー、キム・ウンスクで確かにそう批判されることも多かったようだ。
彼女の作品群を見ると、「パリの恋人」「プラハの恋人」「シークレット・ガーデン」「紳士の品格」「相続者たち」「太陽の末裔」「トッケビ」など大ヒットのオンパレードだ。最近ではイ・ビョンホン主演の「ミスターサンシャイン」もヒットさせた。セリフで言えば、前にも書いた「この中にお前がいる(パリの恋人)」「オレ、お前のこと好きなのか(相続者たち)」など流行語になったものがたくさんある。
おっとキム・ウンスクのことを書きたいわけじゃなかった。チョン・ヘビンといえば10年以上前だったか、何かの映画祭のレッドカーペットで脇からおっぱいがはみ出しそうなドレスを着て登場し話題をさらったことがあった。見えていないのは乳首だけってという衣装でドラマよりそっちの印象が強い。その時の画像はどこかにか保存してあったのだが見つからず、ネット検索でも探しきれなかった。脇役女優ってのはこうまでしないと生き残れないんだなと思ったものだ。彼女は整形も告白していて確かに綺麗になっている。もしかすると今の方が若く見えるくらい。
いや、私はチョン・ヘビンのことを書きたいわけじゃなかった。彼女の記事の他に、現在進行中のドラマの若い役者チャ・インハが今日亡くなっていたとの報道が目に入ったのだ。この役者全く私は知らない。自宅で亡くなっていたそうで死因は現時点で明らかでないが自殺の可能性は高そうだ。うつ病だったのだろうか。チョン・ヘビンもうつ病で苦しんでいた時期があったそうだ。先月、元KARAのク・ハラが自殺したとの報道があったばかりだ。そこでさらにチェックすると・・。はあ、でも私が今日書きたかったのは以上の芸能人のことではなかった。私の知っている女優が今年6月に自殺していたというニュースを初めて知ったのだ。そこにたどり着くまでの前置きを書いただけでこれだけになった。その女優のことは今日はもう書く時間がない。いや、もう書かないかもしれない。
韓国芸能界の闇は深いとため息が出るばかりだ・・。
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