2019年12月19日木曜日

テルがゲンちゃんをツイートした

実は昨日から当直でそれなりに忙しかったのだが、例の足の擦れるような痛みはなくなっていた。ううむ、痛風にしては痛みの程度、期間ともに軽すぎる。外来のベテラン看護師マシださんに足を見せると「靴擦れじゃないですかぁ」と一言だった。やはりそうか。どうも自分のことになると判断が鈍くなる。産科の見せたまえDrが「他人には『この程度(の病気)は大したことない』って言えるのに身内には『うーん、大丈夫かなぁ』ってはっきりものが言えなくなる」とぼやいていたのを思い出したわ。

テルがtwitterでゲンちゃんのことをつぶやいていた。9年前、最初にゲンを拾ったのも名付けたのも自分だった。なのに、たまに鹿児島に帰って来てゲンちゃんを可愛がろうとしても懐かないのを少し嘆いている内容だった。ふんふんと読んでみて初めて知ったこともあった。以下(少し編集して)載せてみる。

うちの初代飼い猫は、僕がハリーポッター好きだから「げんのじょう」って名前になりました。

9年前、僕が生まれたばかりの猫が付いて来るのほっとけなくて拾ってしまって帰宅。

猫好きの母親は「一日だけよ」と言いながら餌をやる。一日だけやからって「げんのじょう」って名前付けたんよ。

次の朝脱走して、予備校から帰ってきたら、3年くらい飼ってた?ってくらいのフル装備揃えられて首輪ついてた。

僕は適当につけた「げんのじょう」を後悔し、「にゃんタロス」って呼んでます。

初めはまだ僕に懐いてる様子もあったんだよね。

鹿児島離れてこっち来るやん?鹿児島帰るやん?ほぼ他人やん?逃げるやん?拾ったの僕やん?悔しいやん?捕まえるやん?逃げるやん?


最近は早朝の餌くれにゃんにゃん、以外近寄っても来ん!

書かれている内容はほぼ正確で、違うのがゲンちゃんを飼うことに決めフル装備になったのはその次の日の夜だったことくらい。脱走したゲンちゃんは丸1日半近くのスーパー付近で過ごしていたようで、それをたまたまテルの同級生が見つけ「あ、テルが連れて行った子ネコだ」と夕方うちにまた持って来た。しかしそこでも「飼えないから」とカールが断り、その同級生はスーパーとは反対側のてんびん座公園に捨てたのだった。それを同夜、運動会の練習で公園に行ったチッチが見つけ、また拾って持って来たところで「三度も拾われるとはこれはもう飼う運命だっ」と即フル装備を買いに行ったというのが正しい。その直後テルが帰って来たのだった。
(↓が初めて撮ったゲンちゃんの写真。2010年9月14日22時45分のこと)

テルが思いつきで「げんのじょう(源之丞)」と言ったのは覚えている。ネコがいなくなった1日半の間、カールが「ゲンちゃん大丈夫かな」と言って気には掛けていたのだ。そこから自然とゲンちゃんという名前が定着した。確かにもっと良い名前を付けられたかもしれないが今さら変えようもない。テルが帰宅一番「ニャンたろす〜」と呼んで抱きかかえるのも知っている。そして最大の恩人であるにも関わらず一番避けられているのも。だって自由でいたいネコなのにあまりに構い過ぎるんだもん。あれじゃゲンちゃんでなくても逃げたくなるわ。

ただゲンちゃんが最初はテルの後を付いてきたというのは今回初めて知った。友人らと自販機の側にいるところを拾ったと聞いていた。最初から人懐っこい子ネコだったのは間違いない。ともかくもテルがゲンちゃんの最大の恩人であることは(今は嫌われていようとも)間違いのない事実であった。

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