週刊現代に自動車会社ホンダの内紛問題が記事になっていた。やれ中国派とアメリカ派の争いがあってとか、ホンダの中核である4輪自動車が最近売れていないのは派閥抗争があるせいだとか喧(かまびす)しい内容だった。
細かなことは知らない。だがここ10数年、ホンダ車に乗ってみたいと思うことが少なくなってきているのは間違いない。10年前にトヨタプリウスを購入するまで、私が買うのはホンダばっかしだった。万人向けのトヨタ車じゃ面白くない、粋な車を作るホンダに期待し、またそんな車を気に入り、20年以上5台を乗り継いできた。
子どもたちも成長し、オデッセイで毎日20kmの往復通勤をするにはムダが多くなってきて、燃費が良くて手頃なサイズの車に代えようとした際、ちょうど三代目プリウスが発売されるタイミングだった。それだけでなくプリウスはトヨタにしては珍しく新機軸満載の意欲作でホンダが作りそうな車だった。対抗車のホンダのインサイトはプリウスより劣るところが多く自腹を切るとなれば当時はプリウス一択だった。
結局その次もまた四代目プリウスにした。ハイブリッド車が世にあふれプリウス以外にも良い車はあるとは思うが、かつてのように何かをくすぐるような車がホンダにはない。いったいどうしたんだ。内輪もめしている場合か?かつての日産のようになり外資に介入させられるのか、独自のいかにもらしい車を作り輝きを取り戻すのか、今はトヨタに乗る私だが、無論、後者を期待している。
0 件のコメント:
コメントを投稿