2018年3月28日水曜日

チェ・ジウが結婚

また外来ネタ。診察したのは食物アレルギー発作で来院した中年女性だったが、カルテ記載に「自分でうんていをして来た」と書いた。これを見て付きの看護師は「雲梯をして来た?」と笑った。その様子が脳裏に浮かび思わず笑ってしまった。「運転して来た」が正しいのは言うまでもない。

夕方、杖摩MRが来て韓国のK-POPが好きだと聞き、私も昔韓ドラに大いにハマっていたと話が弾んだ。彼女によると訪問先の男性Drで韓ドラが好きという人に会ったことがないという。へー、うーん、そうかもな。私も韓ドラで盛り上がる男性Drはあんまし記憶にない。たいていは中年女性の看護師か患者さんで医師でもヒラメグDrのような女性医師だけだ。今夜も近くにいた眼科の尾雪小松女医も「母と妹が韓ドラハマってます。私はたまーに見るくらいで」と少しだけ話題に乗ってくれた。

私がハマったきっかけのドラマはご多分に漏れず冬ソナで、ちょうど今日その女性主人公のチェ・ジウが一般男性と入籍したというニュースが流れてきた。へー、そうか、やっとだな。もう彼女も42才、かなりの年増だ。女優として活躍したいと思えば結婚はどうしても遠慮がちになる。男尊女卑の風習が強い韓国ではなおさらだ。そもそも結婚でしとやかな妻を務めるのは女優とは相容れないことだ。結婚し一時仮引退のようにして出産など一区切りしてから復活する女優もいるにはいる。しかしその時自分に女優の需要があるか誰も保証できない。ゆえに結婚に二の足を踏み超晩婚になる。結婚に踏み切ったとは、冷たく言えば、女優としてチェ・ジウは薹(とう)が立ったといえるのかも。ドラマでは散々結婚や婚約をしてきても実生活ではとんと縁がない、女優とは因果な職業やな。

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