さて1ゲーム目。レンコンは普段よりオイルがやや少なく比較的投げやすかったが、中央寄りに投げるとボールがスキッドし(滑り)食い込みが甘く10ピンが残りやすくなり、逆にアウトサイドから投げると曲がって食い込み過ぎのスプリットが出やすいというものだった。これで10ピンミスとスプリットミスが出て私は168、難ガターさんは151(計319)と完全に出遅れた。しかしチームKも同様でタシケント、スリウェル両君ともスプリットミスが2個ずつの146、163(計309)だった。スリウェル君が最後10フレパンチアウトしてかろうじて踏みとどまった印象だ。驚いたことにチームBはタナカッツ171、エナ餓鬼151の計322で1ゲームだけなら下克上達成出来ていた。タナカッツMR「いやー、これは・・」と言いつつもまんざらでもない様子だったな。
2ゲーム目。一旦リセットすると風向きが変わることがよくある。私たちチームSは3フレまでストライクスペアで無難なスタートだったのに対し、何とチームKは二人ともターキースタートだったのだ。え、何?急に良くなった。投げているラインが1ゲーム目より少しだけ外側のちょうどいいところで一番ストライクが出やすい。私もその辺りを狙っているが球質が彼らより若干曲がるため立ち位置、狙うスパットの微調整が必要だ。彼らに後れを取るまいと4フレ気合いを込めて投げたが、結果は裏目で私も難ガターさんもスプリットを出してしまいさらに遅れてしまった。この時点でチーム合計70ピン近くも差が付いた。こ、これは・・。チームK優勝しちゃうんじゃないか?
(↓上から私、難ガター、タシケント、スリウェルのスコアです)
チームBはというとストライクは出ずもミス1個くらいで必死に食らいついている。このままだとディフェンディングチャンピオンの我々は仲間内でも3位になってしまう・・。5フレ6フレで難ガターさんがダブルを出しその間チームKにはダブルはなかった。少し追いつけそうと思う間もなく7フレで私が致命的なスプリットを出してしまった。チームKは未だノーミスで、これはほとんど勝ち目がない。しかも、だ。何をとち狂ったのか、タシケント君、7フレから9フレまでターキーを出しよった。あかん。ますます差を付けられた。チームBは後半失速したのでこのチームKに勝たねば優勝には届かないことがはっきりした。無理かもしれないが10フレは最善を尽くそう。すると私も難ガターさんもストライクを連発した。私は4連続だ。10フレチームKが二人ともミスをすると、もしかしたらもしかする展開になった。タシケント君も大きくリードしているのにえらくプレッシャーを感じているようだった。しかし、スリウェル君は9フレ、10フレと連続スプリットだったがタシケント君はプレッシャーに打ち勝ちスペアで締めた(236のハイスコア)。終わってみればチームK合計723、私たちチームSは717とわずか6ピン差で下克上相成ったのだ。
しかもチームKは優勝!まだまだ早いよと言っていたのにー。タシケント君は個人でも2位(1位はハンディ込みで他チームの女子)と大活躍だった。チームBは4位。私は個人で3位。いやー、「最初で最後の優勝ですよ」と謙遜していたがまさかチームKが優勝するとはねえ。タシケント君とは6年、スリウェル君とは3年近くボウリングをしているがいつの間にか成長していた。師匠の私としてもうれしいことだ。ただ、今回は負けたとはいえゲーム後半に追い上げあわやというところまで追い詰め、ただでは勝たせないとの師匠の面目は施せた。(↓はタシケント君の投球。そして優勝チームのタシケント、スリウェルのお二人。)
終わってはいつもの国分アシビーで祝勝会なのだがタシケント君は「今日は帰ります。ひな祭りなんで・・」と、一女のパパとなった役目も果たさねばならなかった。しかし最高のおみやげを持って帰れたよな。てなわけで、残り5人で祝杯を挙げたのだったが、話題はなぜかマラソンが中心だった。間近に迫った鹿児島マラソンに3人が出場予定で、しかも今日のボウリング参加6人のうちフルマラソン未経験者は私一人だけだったのである。うう、ボウリングはマラソンに完全に負けているやんけっ!
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