ヒラメグDrが今月半ばの結婚式を挙げる。その演出の一つに自身の手持ち写真をスライドショーで披露するという。実はそのDVD作成を友人に頼んでいたがあてにならないもので結局自力で作らねばならず、提出期限の今日までほとんど徹夜で作り上げたそうだ。あとはいわゆるディスクに焼くだけだという。ところが突貫作業の悲しさ、そこのやり方が分からず、「それで先生、そこだけやっていただけないかしら」だって。「え、出来るかもしれないが今は絶対に出来ないよ。だってDVDを動かすデバイスがないじゃない」今時のMacのノートブックはDVDが内臓されず外付け使用が前提だ。彼女のMacBookAirにも私のMacBookProにも付いていないのよ。
「えー!」とヒラメグDr。
おいおい、そんな急に言われてもさー。きょうの午後までに式場へ提出しなければならないそうだ。ううむ、どうする。こういう時は一人や二人でうだうだしててもいい解決策は浮かばない。だれかれと相談してみよう。すると内視鏡室スタッフが「総務のジュリナガさんが出来るんじゃないかしら」と。そうだ、彼女ならできるかも。DVDデバイスも総務にはある。安堵するヒラメグちゃん。ただ最終確認中、テキストコメントの「together」の綴りが間違っているのに気付いた。しかし訂正する方法がすぐには分からない。時間も迫っていてくやしいがそのまま渡し作成を頼んだ。「あー、英語も分からないのかと思われちゃうー」
結局、昼前には完成し、彼女は安堵した。綴り間違いは司会者にコメントしてもらいひょ。ところで式次第の予定表を見せてもらうとちょっとびっくり。私の肩書きの前に「主賓」とあり、最初に祝辞を述べるようになっていた。しかも他の来賓者には鹿大の病理の元教授らや歯科医師のノゾえもん先生など知っている大先輩が出席予定だ。うわ、気楽にしゃべろうと思ってたのにー。結婚式出席なんて最近年に1回あるかないかだ。しかもスピーチは30年近く前のダイボ、サブアラドDrの時以来だ。プレッシャーが増してきた。この日以来、挨拶のことが頭の片隅にしこりとなってこびりついている・・。
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