土曜朝の外来、まっぴらNsと鹿児島弁の話題が出た。これまでも日記でネタにした「ちんちんぼっぼさるっもそ」だ。元ネタは10年ほど前のタモリのジャポニカロゴスでこれが出た時のゲストらは笑うはおどろくは口に手を当てるはで騒然としたものだ。答えは「もっとゆっくり歩いていましょう」で「ちんちん」は「だんだん」、「ぼっぼ」は「ゆっくりと」、「さるっもそ」は「さるく=歩く、うろつく」、「もそ」は「しもんそ=しましょう」と分解できる。とくに「さるく」は九州では他県でも使われ長崎では「さるく博」というキャンペーンもあったくらいだ。「ちんちん」と「ぼっぼ」はエロい響きがしいかにもTV的で敢えて披露したのだろう。
さらに「ぼっぼ」から連想して、いわゆる「お○んこ」の意味で使われる「ぼぼ」という言葉が九州以外でも使われるかについて、私は「将棋の米長邦雄(山梨出身)が使ったのを聞いたことがあり意外に知られているのかなぁ」と答えた。そして小学生時代の思い出がー。
昭和時代にプロレスを見ていた人ならきっと知っている外人プロレスラーでその名も「ボボ・ブラジル」、これなんか子ども心にすごい名前だなあと思って周囲の友だちらと笑って過ごしていたものだ。ある晴れた日の朝礼で校長先生が有り難いお言葉を述べているその時、空の上に宣伝セスナ機(当時はこの手の宣伝が多かった)がやって来て「本日、鹿児島県体育館で日本プロレス主催ジャイアント・馬場、アントニオ・猪木対ボボ・ブラジル・・」と拡声器ではっきり聞こえるようにやっちまったのだ。期せずして大爆笑が起き、「ボボ」という卑猥な響きは他の小学生もみんな知っているんだと私はこの時知ったのだった。
ネットで調べると福岡ではあまりに露骨だとして案内ポスターでは「ポポ・ブラジル」にしたり、放送後には「あげなこと言っていいのかっ!」などお叱りの抗議電話が来たという。確かに地元で口にするにはとても恥ずかしい言葉でありこれは他地域の人には分かりづらい感情だろう。学生時代、徳島出身の河野先輩(現教授)が「徳島ではね、オチャンコって言うンよ。あー、もう口にするの恥ずかしいなぁ」と言っていた。九州人である私たちは「別にーかわいい発音だねー」だったのだが・・。沖縄では「ホーミー」という。そこで日産のワゴン車に同名のものがあるが沖縄では同じ車種の兄弟車キャラバンのみが販売されているとか。またシャネルズの「街角トワイライト」の出だし「ホーミータイト、ホーミータイト、リトゥルガール・・」もカラオケでは歌うのを躊躇する雰囲気があった。
方言って面白いネ!
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