2014年10月7日火曜日

おいでよ青雲会

ノーベル物理学賞に日本の赤﨑勇、天野浩、中村修二の三氏が選ばれた。いずれも青色発光ダイオードの研究においてである。いつかもらえるだろうとの憶測があったが現実になりまずはめでたいことだ。赤﨑氏は鹿児島県は知覧の出身というのも自分の生まれ育った近くだし、幼少期に鹿児島市内に一家で出てきたというのも自分と同じで親近感を覚える。それで一方はノーベル賞で一方は地方病院の一勤務医か、ま、いいでしょ。でも御年85才というから長生きは大事だね。どんなに業績を上げてもノーベル財団は基本的に死者には授賞しないから。ノーベル賞には運も必要ということである。

内視鏡検査が多くてちょっぴりへばった。他県の先生で当院での常勤希望という内視鏡検査医がいるのだが当直や救急はしないという条件だそうだ。ううむ、内視鏡だけでもしてくれるのは有り難いが、常勤となると救急などそのほかの仕事もしてほしいのだが・・。私も青雲会病院に就職するにあたってその点がかなり気がかりだった。救急車なんてあまり対応したことがなかったからね。でもTVドラマに出てくるような派手な重症患者なんてそう多くはないんだ。多くは一般外来患者なんだけど救急車に乗って来ただけってケースが多い。その不安を父デンコーの前で漏らすと「他の先生が救急や当直をするんやったらお前もするのが当たり前だろ」とばっさり言われ、あ、そうかと思い考え過ぎていたことに気付いた。やっていればどうにかなる。内視鏡だっていきなりやれと言われれば出来るわけないがやっているうちにそんなプレッシャーではなくなる。救急、当直もいっしょだった。検査も外来も救急も何でもできる青雲会病院にいらっしゃいな。

0 件のコメント:

コメントを投稿