2020年10月11日日曜日

韓国は日本を〇〇だと思っている

 日曜は病院日直で久々の当番医担当だった。とはいってもカワゼンDrと仕事は半分半分で、発熱外来は彼が受け持ってくれたのでコロナ関係の検査をすべて任せた。まあ、疑っても結果は陰性ばっかしだけどね。でもいつやって来るか分からないので必ずチェックはする。後2ヶ月もすればインフルエンザもある程度増えてくるだろうし面倒な冬を迎えそうだ。

私の診た患者たちはなぜか蕁麻疹がらみが多かった。4人もいた。うち2人は庭の仕事をしたあとに出現している。なにか虫がらみかな?蕁麻疹って原因が分からないことが多い。1人だけ薬が原因の蕁麻疹がいてこれなんか例外だ。午前はそこそこ患者診察が続いたが、午後15時以降はめっきり受診患者はいなくなり、昨日書いた「韓国 堕落の2000年史」が面白くて一気に最後まで読んでしまった。

その中で解説の井沢元彦氏が「韓国は日本を下僕だと思っているのだ」と言っていた。なぜなのかは大韓航空のナッツ姫が起こしたいわゆる「ナッツリターン」事件で解き明かされるとのこと。氏が指摘しておきたいのは、「あの「姫」は自分の会社の従業員を対等な人間だとは思っていない、ということだ。日本では完全に消滅したと言っていい、相手を下僕あるいは使用人とみなす感覚、それが事件の最大の原因なのである。韓国は完全な民主主義国家ではない。だからそうした身分感覚がまだまだ濃厚に残っている。そしてちょっと考えれば分かることだが、そういう感覚は国と国との関係でも存在するということは、容易に想像がつくはずである」ということだ。

李氏朝鮮時代も日本は韓国より野蛮で禽獣の住む国とずっとみなしていた(「2000年史」にそう書いている)。その国に36年も支配されたことがどんなに屈辱でくやしくて認めたくない事実であるか、いつまでも反日から抜けられないのはそうした国民的心情がずっと続いているからだ。朱子学では人が100人いたらその人に1位から100位まで順位をつけないと気が済まない。それは国にも言え、韓国は中国には今でも遠慮とすり寄りがある。日本へは国際的な名称である日本海を東海(トンヘ)とかたくなに主張するくせに、中国には黄海を韓国の呼称である西海(ソヘ)にすべきとなぜ言わないのか。

朝鮮は当時の日本の呼び名である「倭国」や満州地域の「後金」を下に見ていた。ところがその後金が中国を侵略し「清」という国を作ってしまった。これが朝鮮には納得がいかず反発するが、武力で清に抑え込まれ、国王が清国の方角に頭を9回も地面につけて礼拝する屈辱を味わった。そしてあがめていた亡国「明」の代わりに我こそが中華思想の体現者であり、周辺の国は夷狄(いてき)、禽獣とさげすんだのだった。

韓国から見たら未だに日本及び日本人は禽獣、それに近い感覚なんだということだろう。そう考えれば日本人が感じる「何で韓国ってそうなの」という疑問がある程度理解できるのである。

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