朝礼スピーチは外来副師長のずっしりNsだった。「自分を変えた言葉」というタイトルで5年前にあったエピソードを話した。
当時の外来師長に突然「理事長室に行って下さい」といわれ、まず思ったのが「怒られる!」だったそうだ。しかし「副師長をやってほしい」という人事のことだった。驚いて、えっ、無理でしょ、絶対嫌だ、やりたくない、出来ないと思った。その時可愛いんだ理事長に言われたのが「やる前からできないと言うな やってからできないと言え」だった。それで、とりあえずやって、やはりできませんと言おうと思った。勤務表作りなどの事務的なものから、ドクターを外来に呼んだり、機能評価の仕事、会議など当初何をやるにも苦痛で自信も持てなかった。でもやるしかない。で、やってみるとたいていのことは何とかなると気がついた。一つには周囲がいろいろ助けてくれるからだった。毎日毎日目の前のことをこなすのに精一杯だがそれらをやることで先が見えてくる。
とりあえずやってみる、そして先の言葉「やる前からできないと言うな やってからできないと言え」はやはり正しかった、と。
なかなかいいスピーチだった。
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