この前入院した外人の患者さん、今日は内視鏡治療後のいわゆるセカンドルックといわれる胃カメラ再検だった。それで内視鏡室の看護師たちが前処置にあたったところ、慣れない英語圏の外人とあって緊張したようで、コッパマNsなど「先生、どうしよう。Pleaseしか言えない」と言ってきた。「あはは、適当に身振り手振りでも十分通じるし、片言の日本語も通じるよ」と安心させた。
実はこの間、私は詳細な病状説明の際に、MacBookProを持ち出して「Google翻訳」を立ち上げ、小難しい表現はパッパッと日本語入力し即英語変換でその外人さんに分かってもらっていた。それ以外は正しく英語を使えなくてもなんとか分かってもらっていた。相手も人間、胃カメラの前処置くらいは初めてでもないので大丈夫さぁ〜。
それで、前回は処置用の経口内視鏡だったが、今回は観察のみの経鼻内視鏡を使用した。鼻も高くこちらの方が楽に検査できるだろう、と思っていたのだが・・。右の鼻は狭く左鼻に変えて挿入しようとしても左も意外に狭かった。
「あらま、鼻は高いのに結構狭いアルネ」
そう言って、スコープ抜いて、経口での挿入に切り替えた。そこで付いていた湖西種実Ns、くっくっと笑ってしまうが、どうにかこらえて検査の準備を続けた。この後も「ケンチャナヨ(大丈夫の韓国語)」など言いつつ多国籍状態のセカンドルックは非常に順調で治療効果も満足いくものでよかった。
終わってからの湖西種実Ns、「センセー、今日は『狭いアルネ』で1日過ごせますぅー」と思いだし笑いが止まらなかった。へへ、そんなに可笑しかったかい?
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