夕方、カールと岩合光昭の「ねこ いぬ 鹿児島展」(主催:南日本新聞)を見に黎明館に出かけた。以前だったら格段興味もないイベントだったろうが、NHKBSで岩合さんの「世界ネコ歩き」もよく見ているしなにせゲンちゃんを飼って4年経っているゆえ自然と足が向くというものだ。レリゴーならぬイワゴーさんはごく普通の野良猫を根気強く生態に注目しながら撮影するタイプでその自然な感じと気楽さがいい。日本やヨーロッパ、アジアなどネコはネコで似たような表情や動きをするんだなと思った。南日本新聞に紹介されていたジャンプするネコや犬と並んでかしこまるネコ、眼付きの悪いガキ大将ネコなど面白い。そうそう、私たちは「いぬ」は見ずにネコだけだった。いや、イヌも可愛いなと思うけどね。やっぱ、ゲンちゃんあっての観覧だから・・。
そうだ、チケット買って受け付け係りの人に渡すとき、カールが「あっ」と小さな声を上げた。係りの人が近所の亀ハメおじさんの息子さんだったからだ。南日本新聞に務めているので役が回ってきたのだろう。カールは見知ってはいたが話すのは初めてだった。しかし何という奇遇だろう。亀ハメ家は実はテルが幼いゲンちゃんを拾う直前、1週間くらいエサをあげていたことがあった。そのことは後で知ったが、近所の人は知っていて「あの赤ちゃんネコ、こてるさんちにもらわれて良かったね」と言い合っていたらしい。亀ハメ息子氏に「ネコがいますよねー」と言われ「はい、亀ハメ家の軒下にいたネコですよー」とカールは返事した。
すべてはゲンちゃんが演出していたのだった。
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