2026年8月4日火曜日

負けても強いこの打ち手、何者?

ネット麻雀天鳳、今朝4時過ぎに打った半荘でトップを取り、六段から七段に復帰した。実に1年ぶりだ。この1年、六段から上がりもしないが落ちもしないという状況が続いていた。実はこれって結構珍しい。例えばサブアラド現五段など四段から六段を行ったり来たり6回も段位が変わっている。私も何ども降段しそうになったが踏ん張っているうちに先月半ばから好調が維持出来て一気に駆け抜けた。

戦いの場が七段以上しか参加出来ない鳳凰卓で打つことになり、今日2回打ってみた。結果は2位とトップでまずは順調な出だしだ。で、その2回目の半荘で打ってみて気になる打ち手がいた。「羊とカプチーノ」九段だ。この人、東場で親マン放銃し、その次も私に不運な七対子ドラ3という子の満貫を放銃し、その次私の親マンに放銃し一気にドボンで終わってしまったのだが、牌譜を見直してみて、逆に「この人、かなり強いんじゃないか」と思った。いや、九段にもなっているので強いのは当たり前だ。私なんて八段までは上がるも九段昇段にはほど遠く何度もはね返されてきたくらいだし。

特に開局の親マン放銃の場面だ。親がいきなり中ポン、北ポン、2万ポンと鳴いていかにも大きな手を聴牌していそうな場面、羊とカプチーノ九段は↓の手になった。

一番不要に見えるのは9ピンだがこれはドラである。しかも親には危険牌自分には七対子への必要牌だ。一番安全策で行けば現物の4ピンを切ればいい。しかし、それだと上がれる手役は七対子に限られる。まだツモ牌は10回以上も残っており、白をポンして面子手で行く道を残したいし、打ち回して行くには・・。

親の捨牌には8万6万とが切られ、しかも2万がポンされている。索子は1枚も切れていない。待ちはその索子かピンズの5から9あたりと読んでしまう。そこで羊とカプチーノさんは2枚持っている3万を落としていくという選択をした。懐の深い打ち方だ。3万はいかにも安全そうに見える。というのも親の捨牌と切り方は牌効率を優先するなら8万、6万ではなく8万、5万と切って受けを4、7万待ちにするのが普通だからだ。そう切られたら3万は危険牌に見えて羊とカプチーノさんは切らなかっただろう。親はトイトイという役を加えるために敢えて効率の悪い打ち方をしていた。そうすることで5800点が1万2千点に倍増するからだ。強者ゆえの打3万、親マン放銃とみた。

そしてドボンしてしまった東3局、ここも結局私にホンイツ中、発という東1局と同じような手に放銃してしまうが、私の当たり牌の4索をぎりぎりまで手に残していた。そして↓の図だ。

鳴いてタンヤオ、ドラ4という子の満貫手に聴牌になる6ピンを持って来て、覚悟の4索を切った。結果は親マン1万2千点でドボンしてしまい終わってしまった。この場面、他に安全牌もないし自分は聴牌だし4索を切るのは仕方ない。ふーむ、麻雀って展開上、強者でもビリになることはある。私はこの羊とカプチーノって打ち手何者だろうと思った。負けたけれど確実に強い打ち手なんだ。で、調べてみて驚いた。

なんとこの人、天鳳位だったのだ。以前「おかもと」「右折するひつじ」の名前で第12代・第15代の天鳳位に二度も到達した最強の打ち手だったのだ。当然その名前は私も知っていた。現実では最高位戦日本プロ麻雀協会などに所属するプロ雀士岡本壮平である。「羊とカプチーノ」は天鳳三度目のサブアカウントだった。過去天鳳では二度天鳳位を取ったことのあるのは「ASAPIN」「トトリ先生19歳」の初代・第11代天鳳位の朝倉康心、「太くないお」「藤井聡太(そうふと)」第5代・第16代天鳳位の渡辺太しかいない。この二人はともにプロ雀士になりしかもMリーガーにもなって活躍している。

いや、麻雀界の頂点にいるいってもいい打ち手だった。負けてなお強し。私はたまたま勝ったが、上がり牌の1、4索待ちは危険牌だとして読まれていたナ。こんな打ち手らとやっていかねばならないのかとちょっぴり震えたね。で、2日経ってその後麻雀は打っていない。来週の朝礼スピーチもあって忙しいし、生半可な姿勢じゃこの鳳凰卓は打てないからだ。いやはや、上がったら上がったで大変だぁ〜。

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