2019年8月29日木曜日

「ヒーラー」

韓ドラ「ヒーラー(2014)」を見終わった。主演は男性がチ・チャンウク、女性はパク・ミニョンで私は名前は知っていたが見るのは初めてだった。

まず素直にチ・チャンウクがカッコいい!だ。このドラマを見て彼をカッコいいと思わない人はいないだろう。アクションのキレ、表情など素晴らしい。対するパク・ミニョンは整形顔なんだけど(早い時期に本人がカミングアウトしている)、肌はとってもきれいで目の整形もさほど気にならない。

ストーリーは自分で書くのが面倒なのでビデオ宣伝用を以下に載せる。

闇の便利屋「ヒーラー」ことソ・ジョンフ(チ・チャンウク)は、誰にもその顔を見られることなく、殺人以外ならどんな依頼も完璧にこなす業界屈指のレジェンドだ。そんな彼のもとに、1人の女性を捜してほしいという依頼が入る。ターゲットは、三流インターネット新聞「サムデーニュース」の熱血記者チェ・ヨンシン(パク・ミニョン)。依頼主は、ABS放送局のスター記者、キム・ムンホ(ユ・ジテ)だった。難なく彼女を見つけ出し、仕事をこなしたジョンフだったが、さらにムンホから新たな依頼が届く。それは、ヨンシンの夢を調べること。奇妙な依頼を不審に思いつつも、彼女の身辺を調べるうち、その過去を知り、気になり出したジョンフは、新米記者パク・ボンスとして彼女の職場に潜入する。そんな中、ある事件によりジョンフ、さらにヨンシンが狙われるように。ヨンシンは後輩ボンスに心を許しつつ、自分の危機に現れる正体不明の男、ヒーラーに惹かれていくが……。一方で、ムンホはある過去の出来事に苦悩し、ヨンシンを一流記者に育てようとしていた。その裏には、ヨンシンやジョンフ、彼らの親たちの因縁が隠されていて……。 その過去の真実とは? ジョンフとヨンシンの愛の行方は?

舞台となるのはマスコミ業界で社会派ドラマの一面もある。それと20年前の親世代の因縁が今に現れて・・と、有名な社会派ドラマ「砂時計(1995)」の脚本家らしい設定ではあった。親と子の両世代につながりがある設定は私の大好きな「復活(2005)」と似ていて、登場人物の一人が友人の妻だった女性を自分の妻に迎えるというパターンは全く一緒だ。それとパク・ミニョンが「ヒーラー」に憧れるも正体を見てはならぬという状況のもと、彼女とチ・チャンウクとのキスシーンは見事だった。パク・ミニョンがフードを目深にかぶり目隠し状態でキスされる。
雪が舞い散る中で撮影され人工雪かと思ったら本物だったとは。そんなロマンチックなシーンもあり飽きさせない。

しっかりした構成、チ・チャンウクの魅力、全20話では描ききれない深みなど久々に10点満点で9点を付けた。ただ私の点数の付け方は8点と9点の差はほとんどなくプラス1点は私好みという点だけ、一般には8点を付けた作品の方が面白いかも。10点満点を付けた作品は好みな上に再度全話見た作品ばかりで4作「冬のソナタ」「復活」「私の名前はキムサムスン」「ファンタスティック・カップル」しかない。いずれも10年以上前に見たものばかりで一番夢中になって韓ドラを見ていた頃だった。あの時は熱があった。ボウリングも麻雀もせず韓ドラばっかし見ていた。10点付けたのはその時の熱情が付けさせたのかもしれない。今見たら8点、9点かもネ。

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