そもそも何でまたと思ったら、家庭内での暴力が原因だとか。それで今日になって詳しい経緯が報道され、「(10代の)姉妹がけんかしているところを静かにしろと言ったら、言い返してきたのでかっとなった」と供述し、自宅で娘をつかんで倒すなどした疑いとのことだが、実際はどうなのか?長女が自身で書いたメッセージが出ていた。
「(・・・最初省略)暴力に関しましては、殴る・蹴るなどといった事実はございませんでした。報道では“殴られた”などとありますが、私の過度な状況説明によって報道内容が事実と異なってしまったことについては明確にお伝えさせていただければと思っております。
父とのこのような大がかりなけんかというのは初めてのことであり、「chatGPT」に相談した結果“匿名で相談できる児童相談所というものがありますよ”という形での説明書きがなされ、それでお電話をさせていただきました。
“どのようにすればいいかわからない”といったことを児童相談所の職員に相談させていただいたにも関わらず、“どうしたらいいか”といった私自身の意向は聞かれることはなく、警察に通報されるといった形になってしまいました。
警察が来て一番驚いているのは自分自身ですし、父が警察に連行された姿を見て、目前で私は泣き崩れてしまいました。(後省略・・)」
ふーん。殴る蹴るがないのならそれは暴力と言えるのかな。けんかしている娘をつかんで離したら、引退しているとはいえデッカイ体格の元スポーツ選手だ、か弱い10代の娘など吹っ飛ぶだろう。意に反して警察が自宅にやって来ても、阿部監督が「いや、私は暴力は振るっていない」と言えば逮捕には至らなかっただろう。しかし、娘も監督も一応事実として認めてしまったのでは警察の逮捕はしょうがなかったか。
でもねえ。どうも引っかかるんよ。阿部監督が日常的に暴力的な態度を取っていたのならそりゃ絶対逮捕すべきだし、そして巨人は阿部監督を辞任でなくて解任だよ。でも姉妹げんかを止めに入った父親にけんかで感情的になっている娘が反抗的な態度を取る。それを受け、親が逆上する。なんとよくある光景か。昭和時代の私の家でもごく普通にあった。私など毎日のように父デンコーに「頭を出せ」といわれ、げんこつを喰らっていた。平成時代のこてる家でも言うことを聞かないガキどもに私がげんこつを喰らわしたことはあった、カールなど道路に逃げたガキを布団叩きで追いかけ回したこともあった。私たち夫婦は逮捕されても仕方ないし、きっと前科一犯じゃすまない。
星一徹など、毎週毎週アニメのオープニングで飛雄馬を引っぱたいていたから、毎週逮捕だったな。それは昭和の60年近く前のことかもしれないが、つい20年ほど前の韓ドラでも似たようなシーンがあったのを覚えている。ハン・ヘジン主演の「頑張れ!クムスン(2005)」で、クスムンが嫁いだ先の家で、そこの3兄弟が母親をないがしろにしているとして、怒った父親のパク・イナンが「お前らケツを出せ」と3人にケツバットを振りかざすシーンがあった。それは「さすがに今の時代にこんなことをするなんて、韓国も家父長制の名残があるなぁ」と思って私は見ていた。↓後列左から2人目がハン・ヘジン。前列の男性がパク・イナン。ハン・ヘジンは「朱蒙(2006)」の女性主人公でも有名。
そりゃ、暴力はいかんよ。ただどうも釈然としないのが、暴力(けんか)を止めに入った本人が結果的に「暴力」「逮捕」「釈放」そして「辞任」となった点だ。恒常的に行われていたものではないし、おそらく警察が家に入った時にはほぼ喧噪は収まっていたはず。まだ目の前でやり合っていたならそれこそ「現行犯逮捕」でいいけどさー。おそらくは家庭内で解決できた案件なのに事を大きくし過ぎだよー。

0 件のコメント:
コメントを投稿