忙中、ほっこり

なんか最近の水曜日はやたら忙しいんだよなぁー。朝も昼も外来中心の仕事なんだが、特に朝の仕事が時間内に終わったためしがない。

新規の患者さんの受診が多いこと、12時を過ぎると救急対応は私が係であること、そして今週は常勤医師の入院休職があったことなどで、ずっと診察待ちのカルテがそこにあった。おまけに水曜日は13時半から院長を含めた院内会議が2つ連続で予定されている。だた、これを先週に引き続いて今週もぶっちぎってしまった。（先週は救急搬送の患者が心肺停止状態で会議どころではなかった）

あふぅ〜。

ただ、外来看護師たちは他のドクターでも診察可能なケースは他に回したりするなどして少しでも私の負担を軽減してくれていた。特に私は何がなんでも自分の受け持ち患者は自分が診なくてはというタイプではないのでそこはヴェテラン看護師の采配に任せている。ただ、今日も月1の受診をしたナミコさんと明後日来る予定のマエコさんは必ず診るようにしている。二人とも家は隣同士、ともに90歳代と似たもの患者さんで、毎月私の顔を見るだけで安心するという。

超忙しい診療の中、今日はナミコさんとツーショット写真を先月手に入ればばかりのPowerShot G7X Mark Ⅲで看護師に撮ってもらった。GX7もこれで3台目。Mark Ⅲは5年前に発売されて新型とも言えないが、今じゃスマホに押されてこの手の高級コンパクトデジカメはモデルチェンジが出なくなり、少し古くて値段も高くなった。私はスマホより画質と操作性の点でこっちをずっと愛用していているので手に入っただけマシかと思っている。この前の忘年会で他職員からもらったスマホ写真と比べるとやはり、こっちがいいのよ、写りがネ。

撮ってもらった後、モニターで写真を見せると「うわ〜先生、ぜひこの写真を下さい」とナミコさん言ってきた。「ええ、いいですよ。今は忙しいからまた来月まで待って下さい」と答えた。ナミコさん、現在満で94歳、正月が来れば数えで96歳にもなるが、自力で歩いて独居生活も出来ている。ご近所のマエコさんは1歳下で明後日来る予定だ。二人とも私が外来で診るようになって10年にもなる。明後日も忙しいだろうがマエコとも撮らねば。でないと、「なんでナミコさんばっかしー」となると良くないしー（笑）。忙しくてもほっこりする瞬間であったよ〜。