2024年12月7日土曜日

韓国とは・・

今日は珍しく第1土曜日の外来勤務だった。タクミDrが月末土曜と交代して欲しいとのこと。午前で終わり、昼食を姶良イオンの店で摂ろうと駐車場に入ったが西も東もどちらも1階は駐車場が満杯だった。それで近くのAコープ、ゲオ、モスバーガーのある駐車場に行き、バーガー2個を昼ご飯代わりにした。食べ終え、ゲオに寄って何か面白い本はないかと探ってみたら・・シンシアリーという韓国人ブロガーでつい最近日本に帰化した人の新書「韓国の絶望 日本の希望」という本がちょっと面白そうで買ってみた。

というのも、皆さんご存じのとおり、韓国はユン・ソンニョル大統領がこの間、なんと戒厳令を発して騒動になっているからだ。今日の夜、韓国国会で弾劾決議がなされるかもというから穏やかではない。韓国がらみの話題やYouTubeはよく見ているのでもともと興味はあった。戒厳令はたった6時間で国会で否決され、一応通常どおりの事態になったが、韓国政治はこれからしばらくは混乱必至だ。そもそも戒厳令ってほぼ国が戦争状態かそれに準ずる事態でないと宣布するものではない。戒厳令になると国民はものすごく不自由な状況にさらされ、政権に不都合な行動を取ると裁判なんかなしに簡単に逮捕、監禁されてしまうわけで、北朝鮮が攻め込んで来たわけでもなく今の韓国がそんな緊急な状況にあるとは思えない。今回のことで6年前にNHKで放送され録りだめていたアナザーストーリーズ「光州事件」を見てみたが、そうとうやばい法令で、韓国国民が反発するのは当然だろう。

当然韓国国民がユン大統領に反発し弾劾を叫ぶ声が大きくなっているのは分かるが、意外に韓国現政権の右派「国民の力」と左派「共に民主党」との確執で左派の横暴を非難する意見も多い。左派の李在明(イ・ジェミョン)代表はいろいろな法律違反を重ねて4つも裁判中らしい。有罪になれば大統領選への資格がなくなり政治生命を絶たれる可能性するらあるとか。韓国では高尚な政治目標を持っている人でも実際に政治家になるとなにがしかの犯罪に手を染めないと行けなくなる土壌があると国際政治学者の三浦瑠麗さんがホリエモンとの対談で詳しく解説していてなかなか興味深かった(→https://www.youtube.com/watch?v=x-Jjte1jRPY)。これを見て韓国情勢のこともだが、いろいろ言われている三浦瑠麗さんが実は専門分野で相当くわしく、また分かりやすく解説出来る方なんだと認識を新たにした。

そこで上の新書だが、冒頭(26P)に「韓国社会はすべての分野が極端に二分されていて、そのどちらかに属することで自分のアイデンティティーを得ようとする、すなわち味方というよりは『敵』に依存する(悪いヤツがいないと正義が示さない)社会」と断じていた。ふーむ、韓国がいつまでも反日から離れられないのはそういう社会であるからとなんとなく納得もする。つい最近のニュースで韓国の高校2千校の中でたった1校だけ(慶尚北道慶山市の文明高校)が歴史教科書で反日の染まっていない理性的な記述の検定教科書を採用したところ、多くの国民から「親日高校」と呼べとか非難ごうごうらしい。そこの校長は「憲法が保障する教育の自主性と専門性、政治的中立性に基づいて教科書を選定したと説明し、教科書選択は学校の裁量権であり、専門家の判断を踏まえている」と主張しているが、この記事を見た韓国のネットユーザーからは「そんな内容のものを教科書と呼べるのか?」「自分の主観だけで学校を運営してはならない」「自分が親日なのは構わないが、生徒まで親日に育てようとするのはやめてほしい」「生徒には正しい歴史を学ぶ権利がある」「保護者は子どもを転校させるべきだ」などの声が上がっている。アホかと思う。校長の言っていることの方が理にかなっていて、国が検定で通した9つのうちの1つを選択しているわけだから何の問題もないじゃないか。そもそも反日思想にとらわれ客観的事実をも無視、歪曲していると思われる現状の韓国教科書に染まっているあなたたちこそ問題ありまくりだろうと私は思う。「政治的理念に偏った視点は正当な教育活動を妨害している」という校長先生は勇気があると思う。韓国では反日を唱えればそれが正義、ヒーローになる、いかんともしがたい国民性だ。大変だろうが応援したいね。

ともかくも今回の戒厳令騒ぎで日本との融和を進めて来た政治勢力が後退するのは必至だろう。前左派政権は自衛隊哨戒機へのレーダー照射事件、慰安婦問題解決ひっくり返し案件など日本にとって忌まわしいことばかりやっていた。やっかいな隣国だよ。はぁ〜、ため息が出る。

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