2024年12月8日日曜日

串木野、冠岳にカマキラス出現!

今日は「紅葉を見にドライブに行こう」と事前に約束していた。午前中で見終わるくらいのそんなに遠くないところにしようかと。しかし、どこの紅葉を見に?

私たちはお互いに予定を厳密に決めるタイプではなく、今回も全く行き先候補地は決めていなかった。で、朝に「鹿児島 紅葉」とググって調べてみた。すると、定番の霧島や大隅の千本イチョウ、曽木の滝などが出てきた。だがこれらは既に行ったことがある(曽木の滝などは11月半ばが見頃と知っているので既に遅しでもある)。できれば一度も行ったことがない所がいいな。

で、私が「串木野の冠岳(かんむりだけ)の紅葉ってのはどう?」と提案すると、カールも「あら、私もそこがいいと思っていた」だって。珍しく一致した。即、決まりだ。串木野って春に桜で観音ヶ池市民の森に行ったことがあるが、あまりドライブや観光で行くことはない地域だ。出かけると西回り自動車道で30分ほどで串木野インターに着いた。実は2011年から2020年までぴったし丸9年、月に2回串木野ゴールデンボウルに通っていた。川内の海広しDrらとボウリングのトリオリーグに参加していたからだ。ざっと計算すると215回ほど串木野には行き来していたことになる。それが2020年3月を最後にリーグ戦が休止になり、その後去年6月にゴールデンボウル自体が閉鎖となってしまった。新型コロナのせいである。1年半ほど前にこてる日記ネタになっていて(→http://koteru-nikki-2015.blogspot.com/2023/06/blog-post_18.html)この記事には時々訪問者がいる。串木野でボウリングしようと思ったがやっているのかそうでないのか検索すると私の日記が引っかかるのだろう。

高速から串木野インターで降りると道は左右どっちかに分かれる。これまでは100%右に曲がっていた。そっちが串木野市街地だしゴールデンボウルも当然同じ方向だったから。だが今日は初めての左、ちょっと新鮮。そこから10分ほどで冠嶽園や冠嶽神社に着いた。うーん、若干色づきは落ち始めかなぁ。↓は中国式庭園の冠嶽園。
小さな神社にはまだ見られる紅葉はあった。
小さな渓流(花川というらしい)を上って行くと紅葉はほぼなくなって緑濃き森になっていった。目の前に小さなダムらしきものが・・。一見すると自然に出来たもの?とも思えたがさすがに人工物だろう。
近くに解説板があり、花川砂防ダムといい、50年ほど前にこの花川で水害があり、その治水事業でダムをいくつか造ったのだという。その際「防災面では、砂防えん堤・渓流保全施設の設置や遊砂空間の設置により、「環境」「景観」面では、瀬と淵の創出、流水の確保、魚道の設置などによる自然の復元や施設修景による自然景観との融合などの昔の花川の姿に配慮した整備をした」ということだ。確かに一見普通の岩と見まごう造りはいいわ。

あと、これはきっと私だけの感想だと断言出来ると思うが、上の写真のダムの向こうにある山、そのスカイラインを拡大してみると↓の写真のような照明灯が見えた。
これを見て私、「あ、カマキラス・・」と思った。カマキラスがチラッとこっちを向いている。山の向こうには怪獣がいる。ゴジラではなくてカマキラス・・。知らない人も多いだろう。1967年の東宝映画「ゴジラの息子」の怪獣島にチラッと出てきて、ゴジラに簡単にやっつけられる泡沫怪獣の一頭だ。↓参照。ね、なんか似てない?
さて4、50分ほどで紅葉鑑賞は終わり、どこかで食べようかとなり、大きな観光案内板にお食事処がいくつか紹介されていた。まぐろラーメンは以前ボウリングしに行った時に食べたことがあったんで、「まぐろ舵取り丼」はどうかと紹介されている店の一つ「創作料理 博(ひろ)」に行くことにした。舵取りの部位とは尾身のことらしい。そう言えば、今朝家を出る時に久しぶりにコロナ対策班の委員長だった尾身茂さんがTVでインタビューに答えていた。なにかの縁だったか(笑)。
「創作料理 博」は小さな店でナビがなければ探し出せなかったかも。最初、閉まっているかと思ったら、ちょうど11時半から開店で私たちが最初の客だった。鹿児島市内の人気店だと11時半からでも早く並ばないと待たされることもあるんだけどねー。
840円で値段はお手頃、あっという間に平らげ、少しもの足らなかったがカールには少し多すぎたようで、私が残りをもらい、お互いちょうど良かった。めでたしめでたしっていうことで、紅葉ドライブを無事楽しんだのだった。

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