今日の青雲会病院は当番日で私と外科のキブンDrがその外来を担当した。私の当番日担当は久しぶりだ。いや、これがあるから昨日ほぼ丸1日をスライド作りに費やしたのよ。
朝は雨が大降りで「この様子では熱中症は来ないな」と少し期待した。まあ確かにそれほど救急外来患者は来なかった。しかし前日から下血の患者が3人も入院していてそのうち2人を私が引き継ぎ担当することになった。その3人とも下血原因は大腸憩室出血が疑われ、実際夕方にはそのうちの1人が大量再下血をしたため、内視鏡室スタッフを呼び出すことにした。最近は休日の緊急内視鏡は基本行わないこともあって、一人は16時半の段階で「もうお酒飲んでます」もう一人は「すぐには行けない」だった。あきらめかけたが五月鍋NsがOKとのことで助かった。
前処置は行わず、いきなり内視鏡挿入し、ニフレック液で洗浄しながらスコープを進めてい行くと、横行結腸に新鮮血が多量に貯留していてここの憩室がたぶん出血源と推測出来た。しかし凝血をあらかた洗い落とすとどの憩室が出血源か分かりづらくなる。これが明日だとさらに分かりづらくなるんだ。出血があったその日に内視鏡をするのが一番見つけやすい。だから粘った。私の大腸憩室出血の止血率が高いのは粘りに粘るからだ。この患者さんも見つからずに2回抜去した後、3度目の挿入を試みていた。
すると・・洗浄をしたにもかかわらず横行結腸の憩室に凝血が付着しているのが見つかった。「お?これじゃないか」凝血を洗い落としてみた。するとじわ〜りと出血があるじゃないか。「見つけた」ふふふ、これで我々の勝利やっ。
憩室出血の内視鏡止血法にはクリップと結紮ゴムの2種類があるが、この人にはクリップで対処することにした。というのはゴムの場合はいったんスコープを抜いて先端に止血デバイスを取り付けて再挿入しないといけなく、この患者さん挿入が難しい上に「あいたー、いたーい」と叫ぶ人だったからだ。結紮ゴムの方が再出血する心配が少ないので可能ならそっちにしたかったが「あいたー」はお互いに聞きたくなかったんでね。でも↑のように5個のクリップでがっつり挟みこんだので大丈夫だろう。終業時間を大幅に超えての帰宅となったが、スライドは作り終えているし、内視鏡医冥利に尽きる仕事を終えた充実感もあってゆったりと過ごせた。ただー。眠気も相当で、こてる日記を書かずに寝込んでしまったので翌日未明は慌てる羽目になった。おまけに日記書こうにもほとんどネタのない日だった。こんな時は孫ネタに限る。ココちゃん、サックンの最近の写真の中からセレクトし日記にまとめ、どうにか1日のルーチンをぎりぎりのタイミングで終えられたのだった。ふう・・。

















