2026年4月20日月曜日

「高校野球女子選抜vsイチロー選抜」が意外に面白っ

半年以上前に録りだめしていたBSーTBSの「高校野球女子選抜 vs イチロー選抜 KOBE CHIBEN」を遅ればせながら見た。高校現役女子と現役を退いたプロ野球選手らとの試合なんでお遊びの試合だろうとなかなか見る気が起きないでいたんだ。だが、正直全くの真剣勝負で意外にも面白くて最後まで見てしまったよ。なおKOBE CHIBEN(神戸智辯)とは、Wikipediaによると「イチロー氏が2021年に結成したアマチュア野球チームで、高校女子硬式野球の選抜チームと真剣勝負を行うためのチームであり、松井秀喜氏や松坂大輔氏ら豪華メンバーが参加する試合は毎年大きな注目を集めている」とある。イチローが神戸で行われた秋季高校野球大会を観戦した際に智弁和歌山のブラスバンド応援に感激したことから智弁和歌山のファンになり学校理事長の許可も受けて、KOBE CHIBENと名付けたそうな。

女子高生は全国各地の高校から選抜された選手ばかりでそれぞれの高校のユニフォームを着ていた。見ればほぼ男子の有名校と一致していてやはり女子でもそれなりの高校でないといい選手はそろわないのだろう。対してイチロー選抜は半分は元超一流選手でイチロー、松井秀喜、松阪大輔、松井稼頭央、他は元プロ以外の野球経験者も含まれていた。今回で第5回とのことでピッチャーは毎回イチローが務めているそうな。本来投手の松阪は外野と打者で出場していた。
で何が驚いたかというと、最初にも書いたが元プロも現役高校女子もガチの真剣勝負だったということだ。開始前の集合場面でイチローは「真剣勝負なんで」「ぼこぼこにします」と檄を飛ばしていたし、実際イチローは立ちがありこそ連続デッドボールを与えたが、その後は130km台の直球、カーブ、スライダーなど投げ分けほとんどヒットを打たれなかった。女子選抜はこの1回表が最大のチャンスだったな。4番の福知山成美の新谷早琴の打球は非常に鋭かったったが3塁直撃で結果ダブルプレーが痛かった。

女子先発の神戸弘陵阿部さくらは左投手でこれにはイチローも松井秀喜もきりきり舞いで特に松井秀喜は見事な三振っぷり。
しかし松井秀喜はそこで終わらない。3回に代わったピッチャー開志学園(新潟)関本陽菜から見事なホームランを放つ。さすがだ。
この関本陽菜選手、打たれたはしたがなかなかスタイルがいい。ポニーテールで眼光も鋭く格好いいんだ。
試合経過はイチローのピッチングが冴え、女子はなかなかヒットすら打てず、7回に岐阜第一の毛利瑠花選手がようやくセンター前にヒットを打ったが結局この1本のみで、KOBE CHIBENが大量リードするも9回までイチローは全く手を緩めず10奪三振の8対0で完勝した。途中からは私はどっちかといえば高校女子を応援していたが、イチロー始めオジさんたちは守備も打撃も相手に花を持たそうなんてプレーは一つもなかったわ。

もう一つ驚いたのはこんな一見エキシビションのような試合になんと2万人以上の観客が詰めかけていたことだ。これは元スーパースターの野球見たさもあろうが、やはり「真剣勝負」なんだというのが見ていてすがすがしさを感じさせるからだろう。
いや〜、お見それしました。来年はちゃんとリアルタイムで見てみようっと。今回の試合は5分ほどのダイジェストで→https://www.youtube.com/watch?v=DXMtrerby3Aから。完全版もあり→https://www.youtube.com/watch?v=OqHVhM_R8Q8だが、3時間もあるのでよほどの暇人&野球好きでないと見るのは大変かも(⌒о⌒)。

2026年4月19日日曜日

チッチとサンライトゾーンへ

昨日は「美鶴」でうなぎを食べた後、サンライトゾーンでボウリングをした。先月29日に国分スターレーンへニューボール「アイオン・マックス・パール」の受け取りついでに、チッチを連れて久しぶりにいっしょに投げて以来だ。このニューボール、お値段が3万6千円ほどもする。たぶん私がこれまで購入したマイボール(数えてはいないが35年で約50個くらいになろうか)で一番高い。いやそんなにいい性能とか特殊なボールだからではない。ここ数年、ボールの値段が上昇してきて、以前はこのボールくらいなら新品でも値引きがあって2万円台で買えたものだった。私はそれでも高いと思っていたので型落ちの1万5千円くらいのものをよく購入していた。今はおニューなヤツは最低3万円以上する。↓参照。

物価高の御時世、もうそういうものだとあきらめたってワケ。↓ストーム社のボール購入は10年ぶり以上だ。この会社のボールには香料が仕込んであって、このボールのフレグランスは「パイナップル+チェリー+ディライト」とかいうんだって。購入後しばらく、プリウスの車内に妙な匂いがするなーと思ったらこいつのせいだった。
チッチはサンライトゾーンでのボウリングは高校時代以来か。チーの高校は体育の授業にサンライトゾーンでのボウリングがあったしね(笑)。土曜にしては客は結構いた。10分くらいだが待ち時間もあったくらい。で、いざ投げる前にしっかりテーピングをしてマメや出血などしないように準備してから投げるのがマイボウラーの心得だ。

それから投げ始めたのだが、2月末にここで投げた時はオイルがけずれて普通に投げると摩擦が大きく左側にボールが流れてしまいヘッドピンを外すため、左端に立って右をめがけて投げたのだった。しかし今日はオイルがおそらく朝一で入れたばっかしのようでボールがそんなに曲がらない。いつもの立ち位置で投げると今度はヘッドピンに絡まない状況だった。かなり右側に立って真っ直ぐに投げてどうにかポケット付近には当たるようになった。そんなこともあって1ゲーム、2ゲームとスコアは二人とも100点台前半というロースコアだった。

と、チッチが怪訝な表情でレーンから戻って来た。なんか足元がおかしいとのこと。見ればシューズ裏のキックラバーがぺろんと剥がれていた。ぎゃーん。
これって「ボウリング久しぶりあるある」なんだ。1月に私と難ガターさんが1年ぶりにボウリングした時もこの手のトラブルがあって日記ネタにした(20261/13「1年ぶりはトラブル」→https://koteru-nikki-2015.blogspot.com/2026/01/1_13.html)。こんな時、何も用意していなければボウリングそのものが出来なくなる。しかし、マイボウラー歴35年は慌てない。ボウリングバッグの中からボンドを取りだしさっそく接着を試みた。
ボンドの乾くのに少し時間を要したが10分ちょっとでまた投げられるようになった。よしよし。

今回は5ゲームパックで3ゲームまではなかなか調子が出なかったが4ゲーム目になって私はようやくストライクが続くようになった。ボールの動きも奥まで走りくっと曲がるパール素材の特徴が良く出ている。
チッチはラスト5ゲーム目に調子が出てきた。8ゲームまでノーミスでしかも3連続ストライクを出していた。4ゲームまでは私が全部勝ってきたが今回ばかりは負けたわ。チッチのボールは10年以上前のロトグリップ社の「ストライク・アライアンス」で、これがなかなかいいボールなんだ。よく転がりピンアクションもいい↓。
で、200アップも楽勝!と思ったら、なんと9ゲーム目、ガターをしちゃたんだ。ええ?!
結局この一投が尾を引き185点に終わってしまった。なんと・・。私に勝ったが納得いかないやろね、チーは。まあ、これまではなかなかボウリングも出来なかったが鹿児島にまたいることだしこれからもちょくちょく投げよーぜ、マイボウラーさん!

2026年4月18日土曜日

うなぎの「美鶴」

今日の昼食はうなぎの「美鶴」にしようと数日前から予定をしていた。谷山は慈眼寺公園の近くにあるこのうなぎ屋は「鹿児島では一番」との評判が高い店で一度行って食べてみたいと思っていたからだ。だがこの店は日曜が休みで実質土曜日しか私は利用出来ない。しかも午前11時開店のところ、1時間は前に行かないと結構待たされるとの噂で、ネットで調べると確かにそのようで、朝9時から予約表にチェックを入れるシステムだった。

連れはチッチで、前夜うちに泊まってもらい、早いけど午前9時半に出発するからと言い含め、実際その通りに出発した。「美鶴」はこれまで何回か断念してきた経緯があり「今日は何が何でも食ってやるぅ」と気合いが入っていたんだ。

高速を利用し、ちょうど10時ごろ店の駐車場に到着し、さっそく予約表に書き込むとすでに私たちで10番目だった。

うな丼かうな重か、ご飯は並みか大かの注文もこの時に記載しておく必要がある。メニューはほぼこの二つしかなく、値段はどちらも3800円。私たちはご飯を大にしたので3900円だった。トンカツなどに比べて高いが最近のうなぎ料理はこんなもんだろう。

開店は10時50分になっていて、それまでの時間はちょうどいいことにドジャース対ロッキーズ戦をやっていたのでそれを観戦した。へへ、実はそれも計算のうちだったのだ。これなら待ち時間が全く退屈しないしー。そのうち、うなぎが焼き上がる香ばしい匂いもしてきたぞー。開店時刻前には駐車場20台分が全部埋まってきた。10時45分には誘導員がやって来て「店内にどうぞ」とのことでどうやら第一陣で入店出来たようだ。店内には約20名ほどの客がいた。

そして待つこと10分ちょっと、10時59分にはうな丼&うな重が配膳された。私がうな丼、チッチがうな重だ。店内の作業風景は撮影禁止だが、料理はOKだ↓。

見ても予想出来るように、しっかりとした食べ応えのあるうなぎの身で味付けも美味しい。噂に違わない味だった。谷山のややへんぴな場所の店なのに、こんなにも多くの客がやって来るのも当然か。しっかり食べ終わって店を出たのが11時13分。あっという間だよ。

しかし、純粋にうなぎの蒲焼き一本だけでやっていけるっていいね。

そしてこの後だが、チッチとサンライトゾーンでボウリングをしようという魂胆だった。せっかく鹿児島南方面まで脚を伸ばしたし、土曜で時間もあるし、ニューボールもまだほとんど投げ込んでいないしー。で、それは明日の日記に書くことにしよう。

2026年4月17日金曜日

サックン、誕生

昼13時半ごろ、カールからLINEに連絡が届いていた。写真付きだ。
13時1分にセージとマーヤさんの第2子、長男のサックンが生まれたのだ。「色白。3442g。元気です」と。私は「無事生まれて良かった!」と返信した。カールは今回の出産のためにお姉ちゃんになるココちゃんの世話も兼ねて千葉まで出かけていたのだった。私たちにとっても初めての男の子の孫でココちゃんとともに成長が楽しみだ。

その後「家族アルバム みてね」にはマーヤ、セージ、カールなどからの投稿が引きも切らない。↓は夕方、サックンを抱っこするカール。
遠方に居ながら孫たちの様子が画像&動画でよく分かり、いい時代になったもんだ(毎回言っている気がする)。

2026年4月16日木曜日

去年に続いてAIにお願いしたことって

また病院の年報作成の時期が来た。私には院長あいさつと消化器内科の活動報告の二つの原稿依頼が来ていた。期限は5月15日でまだ余裕がある。昨年は結構ぎりぎりのタイミングで院内LANに投稿する羽目になり、少しあせった。やはり早めに済ませておくのが心理的にもいい。

消化器内科の報告は毎年のことなので書き方も分かっている。しかし院長あいさつって初めてじゃないかな。ですぐに畠鏡事務局長に確かめると「あら、院長。去年はちゃんと書かれていましたよ」とのことだった。「あ、そう」そう言われれば書いたような気もする・・。昨年度の年報は院長室の棚のどこかにあったか・・いや、その前にと「こてる日記」で検索をかけてみた。キーワードは「年報」だ。すると真っ先に引っかかったのが「2025年5月27日 私のAI活用法」だった。ピンときた。

院長あいさつ文がどうしても書けずに1ヶ月近く書かないままやり過ごしていたんだ。そこで解決の糸口になったのがAIを活用するということで、「・・・迷っているうちに1ヶ月以上が経過して、締め切りまであと数日となったのだ。で、ハタと思い立ったのがAI、ChatGPTを利用してみることだった。」とあった。あはは、そうか。箇条書きにしたものをChatGPTに起草させ院長らしい文体になったものを寄稿したのだった。だからあんまし記憶に残っていなかったんだ。となれば、今年も・・。

てなわけで本日夕方空いた時間を利用してチャッピーに相談を持ちかけた。

昨年5月に「青雲会病院の院長になって1年経って」ということで病院年報に記載する文章をChatGPTに作成してもらい大いに参考になりました今度は2年経過してまた年報に文章を書かねばなりません。だいたい似たような内容になりがちですが、1年前と違ってだいぶ院長職にもなれてきたこと、対外医療機関との交流や見学、懇親会は相変わらず多く、勉強になっていること、職員や各部署からの報告で様々な問題やなやみ、対応の相談になっていかねばならないこと、また全国的に赤字経営の医療機関が多い中、当病院も経営基盤をしっかりしておかねばならないことなど難題もいくつかあること、また年度目標が同僚を大切な仲間として尊重し合うこと、仕事をすることで人生を満ち足りたものにしていこうという内容で私も職員もそれにのっとって頑張って行かねばならないことなどを上手くまとめてほしいです。

すると、ものの30秒も経たないうちに文章を作ってくれた。

昨年4月に院長を拝命してから、早くも2年が経過いたしました。1年目は日々の業務に向き合うことに精一杯でありましたが、この1年を通して、院長としての役割にも徐々に慣れ、病院全体を見渡しながら判断する場面も増えてまいりました。

引き続き、地域連携の強化を目的として、近隣の医療機関との交流や施設見学、懇親の機会を多く持つことができました。各医療機関の取り組みに触れる中で、多くの示唆を得るとともに、地域医療を共に支える一員としての責任と連帯をあらためて実感しております。こうしたつながりは、今後も大切に育んでいきたいと考えています。

院内においては、各部署からの日々の報告や相談を通じて、さまざまな課題や悩みに向き合う機会が増えております。一つひとつの事案に対し、迅速な判断だけでなく、ともに考え、より良い方向性を模索していく姿勢が求められていることを実感しております。院長としての責務の重さと同時に、組織としての成長の可能性も感じているところです。

一方で、全国的に医療機関の経営環境が厳しさを増している現状において、当院においても安定した経営基盤の確立は喫緊の課題であります。・・・以下略

ううむ、上手くまとまった文章だが、なんか上っ面を述べているような・・それと私の文章にしては丁寧過ぎるか。あと「昨年4月」は「一昨年4月」が正しい。結局、もう少し具体的な内容と丁寧過ぎない文体にして今日中に書きまとめることが出来た。終業時間は過ぎていたものの、医局のパソコンから院内LANへアクセスし寄稿を済ませた。今年はまだ誰もアクセスしておらず、私の寄稿が一番乗りだった。去年とは正反対だ。

ともかくも書くべき内容はある程度決まっているのに「それらしい」文章を上手く書けない時は「AIにお願い」、これで決まりやねー(⌒о⌒)。

2026年4月15日水曜日

雨の高速、ワゴン車に注意

朝、雨だった。いつものように高速道路での通勤をしていたが・・突然、渋滞が始まった。姶良に向かう吉田町本城の手前のちょうど下り坂になるところで、雨の日はスリップした車がよく事故を起こす。今回もきっとそうだろう。今日は朝礼や医局会がなく8時半までに病院に着けばいいので、それほどあせることなく渋滞の中ゆっくりと車を進ませていった。

対向車線を姶良方面から覆面パトがサイレン鳴らしながら鹿児島北へ向かっていく。しばらくすると通常パトカーも同様にサイレン鳴らして通り過ぎて行った。10分も経たない頃、背後から先ほどの覆面パトの白クラウンが「道をよけろ」と言わんばかりに来て前へ進んでいった。はは〜ん、事故は起きたばかりで警察が整理しに来たんだ。さあ、みんなも覚えておこう。白クラウンの覆面パトナンバーは「4866」だぞ。
それから数分もしないうちに事故現場が見えてきた。遠くに先ほどの白クラウンが停車しているのが見える。やはり下り坂が事故現場だった。
近づくと左の路肩におそらくは事故車に乗っていたと思われる中高年男性2人が心配そうに事故処理方面を見ていた。
黒いワゴン車の単独事故のようで車は180度回転し反対方向を向いて止まっていた。後ろのタイヤはパンクしていた。
で、渋滞の最中、絶対遅刻すると思ってスマホから病院へ連絡しようとしたのだが、この辺りは電波のつながりが悪くなかなかつながらない。私は楽天契約なのでauなどよりややつながりが良くないのかもしれない。もう少し先に進めばつながると思うのだが・・。

しかし渋滞を抜けきったのが8時24分過ぎで、電話するより急げば8時半までに到着できるかもと先を急いだ。そしていつもの姶良・蒲生インターではなく桜島サービスエリアのスマートインターから高速を出ることにした。その方が若干早く着く(ただしプラス100円かかる)。で、急いで病院に着き、医局のタイムレコーダーにアクセスすると・・「8:30」おお、ぴったし8時半には着けたぞー。やれやれ、いつもより10〜15分は遅れるも遅刻にはならなかったわい。

少し後で気が付いたが、ナラボーDrからLINEが8時25分ごろ届いていて「渋滞で送れそうです」とのことだった。で結局、彼が着いたは8時50分。それでもまだ早かったほうだ。事故渋滞はちょっとの差で大きく所要時間が違ってくる。先月3月23日の夜はワゴン車横転事故に巻き込まれ、高速を脱出するのに2時間以上を要したしねー。もう少し早く高速に乗っていたらそこまで停滞しなかったようだったが・・。それにしても雨の高速時のワゴン車の皆さん、スピードの出し過ぎには要注意ですゾォー。

2026年4月14日火曜日

「RMO」=「雷電の麻雀は面白いんです」

麻雀のMリーグがセミファイナルシリーズをやっている。全10チーム(1チーム4人)のうちレギュラーシーズンを勝ち残った6チームがこのシリーズで20試合を行う。上位4チームが決勝ファイナル12試合に行ける。私の推しチーム、チーム雷電は6位でぎりぎりセミファイナルに入り込んだ。レギュラーシーズンの持ち点が半額になって持ち越しなので当然ビリからの戦いだが、昨日の2試合は2位1位と昇り調子で6位脱出も望める位置にいた。

で、75型大画面でAbemaTVに接続し、第1試合と第2試合を観戦した。第1試合は雷電の黒沢咲が序盤に親で大物手を2回上がり楽勝かと思いきや、魔王との異名を取るKONAMI麻雀格闘倶楽部の佐々木寿人に猛烈に追い上げられ、あれだけあった点差を一時逆転されたのよ。いや〜すごいねぇ。でも南場に入って親の黒沢がホンイツ手の親マンを上がりようやく抜け出しトップを取った。これだけで私は十分に満足だった。しかしー。

第2試合の雷電はやんちゃな貴公子こと本田朋広が登場。同一日2連勝を決めるか・・と見ていたらここでソファ寝をしてしまった。しかし麻雀実況中継の声でやがて目が覚めた。南場で南を加槓した親の本田がリーチドラ4の東城りおに攻めたてられる、だが、めげずにドラの中をぶった切って辺7ピン待ちを上がりきりついにトップ目に立った。このへんの行くときは行くという姿勢が好ましいねぇ。結局トップを取り、同日チーム2連勝!持ち点を一気に増やし雷電は4位にまで浮上した。

本田はゲーム途中に相手リーチに対し裸単騎で応戦したらしい。いやはや、およそプロの麻雀でそんな状況はまず見たことがない。私でも初心者のころにはたまにやっていたな・・。
Mリーグのホームページでの観戦記には以下のように出ていた。

次に、伊達ちゃんの捨て牌に注目・・・できない!なぜなら、捨て牌が存在しないからである。伊達ちゃんの「河に注目」と訂正せざるを得ない。

白鳥「捨て牌が無い人と、手牌が一枚しかない人」
古橋「恐ろしい、こんなの初めて見た!」
日向「わたしも初めて見た」

さて、インタビューでこの局について聞かれた本田の応答が実に興味深かった。
宣言牌のは鳴かない選択肢もあったと前置きし、「控室は、鳴くな鳴くなとなってると思ったんですけど、ファンの方は、鳴け鳴けとなってて、たぶんこっち(後者)の声の方が大きいなと思って、これは鳴いた方がいいなと思って鳴きました」

と、驚きのコメント。

結局、本田はそのままリーチ裏1に放銃して2600点の失点。しかし、場の特殊状況と面白さにより、期待値としてもチャラ以上の収支。むろんここで期待値とは、ファンの期待に応える度合いを示す指標である。

そんな面白いことして結局はトップで終えられる、これだから雷電推しはやめられない。インタビューの最後はいつもの決めゼリフと相手を指さすポーズで決まりだ。本田、格好いいゾ!
「雷電の麻雀は面白いんです!!」

いや〜、私もなぜいつのまにか雷電を推すようになったのか自分でも分からないんだけど今日のような麻雀を打つからなんだよ〜、うん。

2026年4月13日月曜日

誰がネコに一番好かれているのか

我が家の居間でTVを見る時は、昨年買ったパーソナルチェアに寝そべるのが通例だが、それをしているとネコがよく乗っかってくる。一昨日の夜遅くはカールが寝そべっているとゲンちゃんがやってきた。ゲンちゃんは基本甘えん坊なのだ。
すると昨日の昼前、私がメジャーリーグのドジャース対レンジャーズ戦を見ていたら、ゲンちゃんは今度は私に乗っかってきた。ふふ、ゲンちゃんもカールだけが好きな訳じゃないのよ〜。カールに言わせると「ゲンちゃんが一番好きなのは私よ」なんだがネ。
すると今夜夕食後にパーソナルチェアでくつろいでいると、ハナビが私の懐に乗っかってきた。
へへへ、まだ家ネコになって2年半のハナビは野良時代の警戒心がわずかに残っているんだが私には結構甘えてくるようになっている。最近よく接触するようになったチッチなどまだまだで、手を出して引っ掻かれたりしている(‾□‾;)。

てなわけで、こてる家のネコ好かれ度は私がイチバ〜ンでしたっ。何のこっちゃ。

2026年4月12日日曜日

お昼はトンカツのはずが

昨日の午前、鹿児島の民放でトンカツ屋「竹亭」の特集番組があった。いわゆる「安くてボリュームあって美味しい店」ともうほとんどその店の宣伝番組かというほどの内容で、カールに「今日のお昼はどこに行く?」と聞かれれば「トンカツ屋」と反射的に返事をしてしまったくらい。その「竹亭」は数年前に一度行ったことがある。でも今日は絶対にたくさんの客が押し寄せて店に入るまでにかなり待たされると踏んだ。あの番組を見たら誰だって「ああ、とんかつ食べたーい」ってなるからね。

で、どこに行くかだが、カールやチッチは中央駅近くの「川久」で以前食べて美味しかったと言っていて、私も歯医者に行った帰りに一度寄ったことがあったが、あそこは超人気店のようで待ち時間が30分以上とのことでその時はあきらめた。そうだ、この前の太宰府アカデミーのスタッフたちはチッチの勧めとかで「川久」で食事し好評だったらしい。うむ、私も一度は行かないとな。

で、私が姶良の「万作」はどうだろうと提案し、高速で20分以上かかるけど開店の11時ごろには着きそうだから行ってみよーとなった。青雲会病院の職員とどこか食べに行こうとなったときに「万作」はいつ行っても外れがない。ただそこも人気店だけあって待ち時間が気になるが・・がーん!11時ちょい過ぎだったのに駐車場満杯、店の外にも待機客たちでいっぱいだった。そうか、彼らも昨日の「竹亭」番組を見て今日はトンカツにって思ったのかもしれない。カールが「だめだ、あきらめ・・」とがっくりし、「じゃーどこにする?」で私の代案で姶良イオンに行くことにした。というのも13時から鹿児島トヨタでプリウスの車検予定を組んでいて12時半くらいには鹿児島市内に戻らねばならなかったんだ。イオン店内なら飲食店はいくらでもあるしー。

するとカールが「バーガーキングにしょうか」と言ってきた。へーえ、日頃は自分が作れないような食事でないと外食はしたくないってことで、あまり大衆的な店を選ばない傾向にある。だからバーガー屋やファミレスなどは「せっかくの日曜の外食」には普段は選ばれないのだが・・。でもバーガーキングは鹿児島市内にはないし「ハンバーガーも嫌いじゃない」ってことで、カールは「スパイシーサルサのセット1240円」というバーガーを私に頼み、自分は席取りに行った。私は「ダブルビーフビッグマウスホワイトのセット1590円」にし、オニオンリングをオプション追加した。

待ち番号札をもらい待つこと10分弱、店内でハンバーガーにかぶりつき〜。↓上がスパイシーサルサで、下がビッグマスホワイト。

マクドナルドやモスバーガーの通常サイズの倍くらいのサイズで一口、二口くらいではとうてい食べきれない。その上フライドポテトやオニオンリングもあるので思っていた以上にお腹がいっぱいになった。カールもバーガーは食べきったが、ポテトは全部は食べきれず私に残りは「食べてー」だった。

その後車検など済ませ、夕方は沖縄そばということでチッチも病院の寮からやって来た。すると「バーガーキングは岩手じゃしょっちゅう行っていて大好きなんだ。お持ち帰りしてくれたら良かったのにー」だと。それはいいとして、「バーガーキングは公式アプリで会員登録してクーポンが毎日配信されているからそれを利用すれば安くなるし予約も出来て待ち時間もないしー」などとアドバイスしてきた。いやいや、これだから最近の若者はそつがない。確かに20%オフなどあって利用しない手はなかった。でも、今回は急だったしな。ただ、このバーガーキング、夕方になってもそれほどお腹が空いてこず、見た目以上にカロリーがあって腹持ちがいいんだってちょっと驚いたわ〜。

2026年4月11日土曜日

ペコちゃんみたい!

お昼前に「みてね」にココちゃんの新しい画像がアップされていた。帽子かぶったその表情が、不二家のペコちゃんにそっくりだったので、「ペコちゃんみたい!」とコメントを送ったよ。

不二家のペコちゃんを知らない人はいないと思うが念のため↓に画像を張っておこう。キャクター誕生から60年以上経っているそうだ。
食事して昼過ぎ、チッチと何か会話していたとき、「あっ!」とチーが言うので庭を見たら「枇杷の実が落ちた」んだとか。まさかまだほとんどの実が青く、小さくて、成熟するのにあと4、5週間はかかるはずよ。でも実際に見てみると本当に1個落ちていた。
木を見上げると他に黄色く熟している実は一つもない。まだほとんどが未熟そのものだ。今年は不作の年のようで去年の半分も実が成っていないし付いている実も小さい。でも一つだけ早熟なのがあったってことか。

「みてね」を見ていると、1年前とは言わず3ヶ月ほど前と比べてもココちゃんがどんどん成長していくのが分かる。来月は満2歳になるし、もう片言以上はおしゃべりも出来るようになってきている。よく食べ、よく動き、よく笑い、時に泣く。まあ人並みというか順調のようだ。近々お姉ちゃんにもなるはずだからまた違った様子も見られるな。

ふふ、直に育てる必要がないこともあってか「孫は可愛い」とはよく言ったものよー。

2026年4月10日金曜日

キジマから「〇〇さん」を連想する

ひょんなことから、夕食後のこてる家の話題があの「冬彦さん」になった。言わずもがな1990年代のTBSドラマ「ずっとあなたが好きだった」に出てくる佐野史郎扮するマザコン夫の名前である。

きっかけはチッチが「紹介された患者が胃や食道のやや珍しい疾患だから内視鏡所見を見なさい」と指導医に言われたのだが、その紹介してきた開業医が「キジマ」という女医さんだったという。それを聞いて「その先生は私の大学時代の後輩女医さんだろう」と下の名前を言うと「確かにその名前だった」と一致した。そこで「キジマという名前のドクターは鹿児島には何名かいるな」「キジマって鹿児島に比較的多い名字なのかな」「漢字は違うけど見た目大したことないキジマという中年女性が男をだまして殺した事件があった(首都圏連続不審死事件)」などときて、私が「『冬彦さん』のドラマのプロデューサーが貴島誠一郎という名前だった」と言ったので、そこから冬彦さんネタが出てきたのだ(私も些細なことをよく覚えているものである。ついでに言うと貴島プロデューサーは鹿児島市出身である)。

カールは「冬彦さんって怖かった」と「うう〜ん」と表情が歪むシーンやじっと陰から見つめている様子、そして誰もが連想するのが木馬のシーンだ。「ああやだ、怖い」とカールは思い出しては首を振った。チッチは生まれる前のドラマだから当然詳しくは知らない。何かの番組でチラッと聞いたことがあるくらいだ。(現在UーNEXTなどで全話視聴可能)
するとだよ。何気なくTVを見ていたらTBSがバラエティー番組「ドラマでクイズ!THEキリヌキ」をやっていて、なんと「ずっとあなたが好きだった」が紹介され、現在の佐野史郎も登場し、あの冬彦さんの名場面がたくさん出てきたのだ。私は「おいおい、今日のこてる家の話題を知っていたんかぁ」と少々驚きつつ笑ってしまった。そして「ここで冬彦さんにまつわるクイズです」と出されたのが「冬彦さんはあるものを収集する癖がありました。それは何でしょう」というもの。これは・・なんか覚えがあるぞ・・そうだ「チョウチョの収集だっ」と口走ると果たしてそのとおりで、大量の蝶の収集箱を見て戸惑う新妻の賀来千香子の場面が紹介されていた↓。
実は新妻の背後で顔半分隠しながら冬彦さんがじっと見つめてたのだ。ぞぉ〜。後の関係者の座談会で「最初はアダルトビデオ収集の予定だったが、妻をチョウの標本のように愛しているという猟奇的な性格を強調させるために蝶の収集癖に変更した」そうな。そうだ、思い出した。このドラマの翌年、私たちは出張のために沖縄へ行ったのだが、そこの病院の副院長をしていたソネやんDrが蝶を集めるのが趣味で有名で「あのドラマのせいで私はみんなから変な目で見られるようになった」とぼやいていたよ(‾□‾;)。
実はこのようなケースが当時日本中で起きており、蝶収集について偏見が助長されていたのは、なんと研究報告として文献にも乗っているのだ。→「1992 年に放映されたドラマ「ずっとあなたが好きだった」に因んだ「冬彦さん」ブームとそれにまつわる昆虫愛好家としての私の複雑な思い出」高田兼太 在野文化昆虫学研究家(伊丹市昆虫館研究報告 第13号2025年3月)https://www.jstage.jst.go.jp/article/itakon/13/0/13_5/_pdf

たった「キジマ」という名字をきっかけにかつての「冬彦さん」ブームにまで話題が広がったお話でした〜。

2026年4月9日木曜日

「我 夢中人」でボウリング

病院に「大塚薬報」4月号が届いていた。大塚製薬が提供する表紙が読者投稿写真の月刊誌で医師にはおなじみの雑誌だ。昭和25年創刊で今号が814号というからかなり続いている。今回は桜を背景に魔女の宅急便を模した少女が写っており遊び心のある表紙だった。

私は毎回、表紙写真と選には漏れたが佳作の写真6選の解説を読んでから本文に入る。その写真の良い点、やや物足りない点などプロの写真家が分かりやすく教えてくれるんだ。雑誌の内容はカルチャー、医療、歴史、文学、絵画、小説、ペット紹介など多岐にわたり、病院紹介では10年以上前だったか青雲会病院も紹介されたことがある。ドクターの趣味、レジャーを紹介する「我 夢中人(われ むちゅうじん)」というのもあって、今回は「おおっ」となった。今回の紹介ドクターは夢中対象が「ボウリング」だったのだ。

紹介されていたのは宮城県石巻市で内科クリニックの副院長をされている佐藤文彦氏である。年齢ははっきりしないが小学生の頃一大ボウリングブームの頃の小学5、6年生に父に連れられ初めてボウリング場に行ったとある。私より約2歳ほど下のようだ。

NBFというアマチュアのボウリング団体の会員になり、リーグ戦に参加したり、年1回10月にある「医師またはその配偶者」が参加資格の「全日本医師ボウリング大会」2日間が一番の目標で、2008年にその大会で準優勝したのが最高成績だという。その全日本医師ボウリング大会だが、私が沖縄に出張して大いにボウリングにハマっていた頃、私の噂を聞き、直接は知らないがボウリング好きな年配のドクターから「いっしょに参加しませんか」とMRを通じて打診されたことがあった。4人チーム戦やダブルス戦があるということだからそのドクターも参加仲間が欲しかったのだろう。しかし出張3年目のその頃の私は、投げ過ぎが原因で右手首の腱鞘炎に罹ってしまい、数ヶ月間投げられない時期だった。ゆえに丁重にお断りをし、参加することはなかった。

佐藤先生が使っているボールに私は興味があり、ロゴははっきりとは写っていないが見覚えがあった。確かメーカーはDV8社かラディカル社だったような・・。そこでGeminiとChatGPTに切り抜き画像を送って調べさせた。するとGeminiは「このボールはブリジストンのターボXです」なんてとんちんかんな答えを出すし(タイヤじゃないのよ)、ChatGPTは「このボールはかなり高い確率でStorm社のTropical Surge系列(特にブルー系カラー)です」との答えだったが、調べるとロゴが全く違っていた。結局、自分で探した方が早く、DV8社のウィケッド・コリジョンというボールであった。オープンAIも提供した情報量が少ないと間違うね。
私のメインボールもつい先月までDV8のプロウラーであった。それにしても佐藤先生、青色系のボールが好みとみた。ボールはそれぞれ動きに特性があり色はまあ関係ないのだけれど、ボウラーは色やロゴのデザインで選びたくなる意味合いもあるんだ。私も青や紫系が好きなのでそんな気がしたよ。

そして昨年3月6日にリーグ戦の3ゲーム目に念願のパーフェクトゲームも達成したという。
これも私とよく似ている。私の場合は2016年の9月23日の串木野ゴールデンボウルでのリーグ戦の第3戦目だった。1ゲーム目179、2ゲーム目180とそれほど高得点ではなかったのになぜか3ゲーム目はストライクが続いた。佐藤先生も194、194と来て3ゲーム目にストライクを連発している。そして8フレ9フレではスプリットになりそうな状況でも不思議とピンが倒れてくれたりしたそうだ。それで10フレは落ち着いて投げられたという。私も10フレ2投目が完全に10ピンが残ったのに左壁から跳ね返った1番ピンが倒してくれストライクになり、最後の投球時はこれはパーフェクトにきっとなると思いながら投げた。

ただ決定的に違っていたのが、先生は東日本大震災で被災し、自宅全壊、1ヶ月避難所暮らし、賃貸を経て自宅再建まで5年を要したことだ。生半可な苦労ではなかっただろう。身内に犠牲者がいなかっただけが幸いであったが、かかりつけ患者にも多く犠牲者が出たという。ボウリング場も当然被災したりでしばらくはボウリングからも離れた。再開しパーフェクトも達成し、今後も「ボウリングは日頃の多忙な診療からのリセット、気分転換、ストレス解消やフレイル予防(虚弱予防)などの効能・効果を持つ『薬』である。私の常備薬であるボウリングからは当分離れられないであろうと思う」と結んでいた。

うむ、なかなか上手くまとめておられる。私も佐藤先生ほどではないが、頓服薬としてのボウリングは当分離さないであろう(⌒о⌒)。

2026年4月8日水曜日

PTGBAが一気に3人も

この日の外来は私に1日で4人も入院があった。うち1人は予定入院だったが、残り3人は80歳代後半から90歳代とかなりの高齢者たちだった。それが症状はみんな腹痛で、採血では同じように炎症反応悪化があった。病状からしたらいずれも入院が必要で3人連続入院指示で昼休み時間になっても1時間以上費やさざるをえず、結局、水曜定期の院内会議には出席できなかった。

3人とも胆嚢が腫大気味で胆石または胆泥による胆嚢炎かと思われた。となると外科Drに胆嚢を穿刺して停滞している胆汁を排泄する手技をお願いしたいところだったが、あいにく皆、手術に関わっていた。ならば絶食点滴にして抗生剤も滴下指示を出して今日はしのごうか。少なくとも91歳の女性患者は明日くらいまでにはそれらの手技を実施した方が良さそう。で、カルテへ外科Dr宛てに手技依頼のコメントを残した。

あれから2日経過、この日記を書くに当たってほぼ結論が出ている。全員、急性の胆嚢炎でPTGBA(経皮経肝胆のう吸引穿刺法:percutaneous transhepatic gallbladder aspiration)という手技を行い、汚染胆汁を吸引したのだった。
一応内科でも点滴や抗生剤投与で胆嚢炎の治療は行えるのだが、元々が胆石などが胆嚢内の胆汁の流れをせき止めて起きる病態なので、胆汁を逃がしてあげれば症状も早く改善する。そこは外科の出番だ(内科Drも手技に自信があれば可能)。ほら、お尻とかにおできが出来た時にちょっと膿(うみ)を出して上げれば早く治るでしょ、あれと原理は全くいっしょだ。

吸引後の患者さんらは症状も軽くなって検査データも改善していた。青雲会病院では外科の先生に比較的気安く依頼出来るのは有り難い。まあ、めでたしめでたしなんだが、1日に連続3人もとは私も初めての経験だ。いやはや、胆嚢炎って流行性の感染症だったっけ?

2026年4月7日火曜日

地域医療連携だ

先週、近医から電話で「食欲不振、疲労感あり、検査で白血球増加、軽度貧血、血小板低下でLDH上昇のある高齢女性を明日診てもらえないか」と依頼があった。翌日、私の外来に来てもらい、紹介状に添えられた検査データを見ての私の第一感は「何らかの血液疾患」だった。そこで採血再検とCT撮影を実施した。内臓に癌らしき所見はぱっと見ではないようだが、脾臓が大きいのがまたもや血液疾患を思わせた。検査科の難ガターさんに鏡検でよく見て欲しいと依頼すると「(白血病が)怪しいが断定出来ない」とのことだった。

その人は娘さんが東京に居てかかりつけ医から連絡があったようで、午前の便で鹿児島まで駆けつけていた。私は「どうも血液の病気が一番疑わしい。となると青雲会病院では詳しい検査も出来ないし、血液疾患であれば治療するにも専門医がいない。だから紹介状を今すぐ書くのですぐに診てもらえる病院に明日行ってもらいましょう」と説明し、ソーシャルワーカーに相談し、鹿児島市内の某病院なら明日でもOKとの確約をとってすぐに紹介状を書いた。娘さんも予定では明後日また東京に帰るということだったし、ここは急ぐに越したことはない。

近医には他医に紹介した経緯を書いて返書を郵送指示し一段落したと思っていたら、夕方、その近医から「あの患者さんは・・(どうなりましたか)」と確認の電話があった。いやこれは失礼した。経緯を話すと「やはりそうでしたか。ありがとうございました」とお礼を言われたが、私も郵送だけで済ませず、やはり電話で一報を入れておくべきだったな。

で、1週も経たない今日、その鹿児島市内の病院から返書が届いていた。担当医はなんと私と同い年、大学卒業も医局も同門の女医さんだった。↓写真参照。

うーむ、やはり「急性白血病(おそらく急性骨髄性白血病)」とのことで受診したその日に入院になっていた。病気の重さは仕方ないとして、迅速に対応していただき娘さんも安心されたことだろう。近医から電話があって2日後には専門医のいる病院に入院出来たというのは医療機関同士の連携がスムーズにいっていると言えよう。

で、最後に担当医から(4月から月・火・木で非常勤勤務となりました)と近況報告も添えられていた。これは明らかに私宛てに書かれた文言だ。もう常勤は下の世代に任せる、そういう年代だよな。が、まだまだ地域医療を担うには大きな戦力だ。世間では定年だ年金だという世代でも、医者はまだまだ頑張らねばーってことだよ。

2026年4月6日月曜日

「大腸に白い風船」

今日は朝礼発表があるというのに、未明にドジャース対ナショナルズの第3戦をTVで視聴した。ただしソファ寝して、半分ウトウトしながらだった。佐々木朗希が投げ、前半大谷翔平が今季第2号ソロホームランをかっ飛ばし、良い感じでまた勝つのかなと思いきや、3回裏に2点、4回裏に3点を取られ1対5で佐々木は降板させられてしまった。いや、ストライク先行していたし投球はそんなに悪くなったように思えた。私が一瞬寝ていたときに一塁ベースにボールが当たってアウトになるはずがセーフになってその後3ラン打たれたとか。後でロバーツ監督も「取られた点数ほど悪くはなかった」とコメントしていた。ふむ、私と同じじゃん。

この試合は負けかなと思ったが、ドジャースはその後粘り強く点を重ね、終盤はナショナルズのリリーフ陣の弱さもあって大谷の犠牲フライで7対6とついに逆転し、最終的には8対6で勝ってしまった。9回裏はエメロン・ディアスが締めて万全の終わり方。なんかナショナルズのリリーフピッチャーがじりじり打たれて負けるパターンは去年のドジャースみたいだったよ。逆転にここ10試合くらいのドジャースの戦い方は去年よりずっと安定感があり、頼もしい。

さて、朝礼発表はスムーズに進められた。そしてここ数回の発表の中では一番の反響だった。

職員みんなが「面白かった」「ためになった」と言ってくれ、夕方の所属長会議では可愛いんだ理事長など「今日のこてる院長の朝礼スピーチは面白かった。先生は動画をうまく使うから面白いんだろうな。それでだが、スピーチを毎週やってくれんか」だって。いや、それはさすがに無理というもの。朝礼スライド作成時のストレスって相当なものなんですよ。毎週どころか月1でも大変で、現状の3、4ヶ月に1回でご勘弁をー。

なんでみんなに受けたのか。これはある程度予想が出来た。私の内視鏡検査&処置の中でも屈指の面白い症例がいくつも含まれていたからだ。なかでも「大腸に白い風船」は2017年1月のこてる日記では披露したものの、院内の勉強会などでは発表したことはなかった。見せれば誰もが興味を抱かざるを得ない代物だ。そこで今年2月の医局会で症例発表しようと思ったが、他の症例も多くて「後半はまた次の機会に」で終わってしまっていた。そこで今回の1週間前の「朝礼発表をして」だ。よし、ここで使おうと思った。

↓はこれも受けた症例。その男性は3ヶ月前に電池を2個飲み込んだ時は、内視鏡を完全拒否していたが、今度は取ってくれという。そこで内視鏡で覗くとなんと10個以上の電池が胃の中に入っていた!胃の中の蛙(かわず)ならぬ電池のその数に職員も「わぁ」と声を上げていた。

一番受けるであろう「風船症例」は無論最後に呈示した↓。
面白いのは取り出す瞬間だ↓。
締めは「こんなの生まれました」とシホねえNs(現、プーさん病院)がお見せするシーン。
なんで風船なんか入れたのか?実はそこは聞き損ねていた。ただ、シホねえNsが「風船、お持ち帰りになりますか」と聞いたところ、「いらない」との返事だったそーな(笑)。

いや〜、いつかは世に出そうと思っていて9年が過ぎていた。みんなの感想ではやはり風船についてが一番多く、特に「内視鏡で取り出す時に風船を割って取り出してもよかったのでは?」という質問を5人以上から受けた。確かにそれでも良かったかもしれない。しかし、破裂させたときの衝撃で大腸に何らかの影響があるとまずい。とにかくこんなケースは文献でも学会でも見たことも聞いたこともない。風船のつまみの部分を把持出来たし、そこでそのままゆっくり引き抜いて見事摘出に成功したってことだ。

最後に「良い子の皆さんは決して真似をしないように」と忠告して、スピーチは成功裏に終わったのだった。