例年は12月29日が仕事納めが今年は今日でお終いだ。休みが多くなるのはまあ嬉しいけれど、受け持ち入院患者が多いので指示出しが結構やっかいだ。中には明日明後日にも命尽きそうな重症患者もいる。そんな中、外来業務もこなさなきゃならない。
と、某老人施設から車椅子で受診してきた御老人、その付き添いの看護師を見て驚いた。かつて青雲会病院に勤務していたピノキオNsではないか。「あれ〜鹿児島にいたのぉ?」「ええ、帰ってきてます」とのこと。確か4年前に結婚して大阪に行ったはずだ。「子どもは?」と尋ねると「今、2歳で可愛いですよ、とっても」とスマホで写真をちらっと見せてくれた。ほうほう、子どもは可愛いよねぇ。子どもが生まれた時にはピノキオのグッズをたくさん周囲からもらったそうで、というのも結婚して名字がピノキオに変わったからだ。いや、正確にもそうではないのだがパッと聞くとそう聞こえるんだ。
昨今の看護師不足の中、また青雲会病院に復帰してほしいものだが育児もあれば無理強いは出来ないか。でも元気そうで何よりだった。午前外来を終えて、病棟に上がろうとしたら今度はこれも元青雲会病院Nsの竹の香さんとばったりあった。彼女も老人施設で働いていて高齢男性の付き添いで来院していた。「いやー、またこてる先生、写真を撮ってぇ〜」と写真に収めたのが↓だ。彼女は学生時代に青雲に研修に来た時から知っていて20年来の知り合いだ。夫とも青雲会病院で知り合い、私は結婚式にも出席した。どうも病院勤務を辞めた後はみんな老人施設での勤務が多いようだな。
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