2024年12月5日木曜日

「ダイチロナ」を打つ

今日は内視鏡担当だったけれど午後から新型コロナワクチン接種の担当を頼まれていた。60人ほど希望住民を集めての接種で、私は問診と接種票への承諾証明をする。それはいいとしてこの機会に私もコロナワクチン接種をしてもらうことにした。ちょうど65歳以上からかなりの割引もあったんでね。姶良市はワクチン代15300円が3120円になり、さらに鹿児島市在住の場合は2000円で済む。千円以上お得とは!

外来のテンプル看護師に頼んで打ってもらったコロナワクチンは第一三共製薬の「ダイチロナ」というmRNAワクチンだ。以前のファイザー製と同じタイプで青雲会病院はこのワクチンを採用した。しかし武田薬品の組換えタンパクワクチン「ヌバキソビッド」も一部用意している。個別で接種する際、RNAワクチンを希望しない人にも対応しているわけ。巷で話題になったレプリコンワクチン(自己増殖型mRNAワクチン)商品名「コスタイベ」は導入していない。このワクチンは体内でmRNAが一時的に複製されるため、スパイクタンパク質が作られる時間も長くなる。このため、従来のmRNAワクチンと比べて強く免疫が誘導されるという特徴があり、少量のmRNA量で、十分な抗体の量が長期間維持できることが確認されているのだが、それを反ワクチン傾向の人たちやちょっと考える力の弱い人たちは、接種した人の肺からスパイクタンパク質が放出され、周囲の人がそれを吸い込んだりすることで体内に取り込まれ病気になってしまうのではないかとか不安がり、「そのワクチンを打った人は店内に入ることを禁じます」など過剰反応する店も出たりなどのバカバカしい対応もあったとか聞く。私など出来るものならその新しいタイプのワクチンを打ってみたい気がするくらいだ。導入していないのは、現状このワクチン製剤、一瓶に16人分のワクチン量が入っていて一度その瓶を開けると16人分使い切らないといけない。これは非常に使い勝手が悪い。ファイザー社の「コミナティ」など一瓶1人用で一番使いやすく、私はこれを推したが「国産から選ぼう」ということで先の2社に落ち着いた。

打たれた瞬間は「え、本当に打ったの?」というくらい痛くなかった。夜になって左腕が徐々に痛くなり少しだるさを感じた。まあ、このあたりは以前の「コミナティ」と同様だ。カロナール錠を飲めば日常生活で困るほどの副反応はない。この前コロナに罹って肺炎まで起こし3週間も休まざるを得なかった1歳下のホントだ君のことを思えばこれくらいなんてことない。年取っていたり病気持ちの人はコロナワクチンを打つことをお勧めするよ〜。

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