高速を使って1時間弱で霧島神宮近くの道路に小さな紅葉スポットがあり、車を停めて写真を撮った。若干、葉が枯れ始めてきていて先週くらいがピークだったかも。
その後、霧島神宮に行くとそこも紅葉はややピークは過ぎていたが厳粛な雰囲気も相まってずっと良かった。ここまで来れば参拝するのが当たり前で、国宝に指定された社殿前にはすでに行列が出来ていた。この後、他にいい紅葉スポットはないかと車を高千穂方面に走らせた。国道223号線沿いには結構な紅葉並木が植えられていて外国人らの観光客らが歩いて撮影などに興じていたが、私は運転中でもあり写真は撮れなかった。そこで高千穂河原へ向かう林道っぽい道に入り、どこか紅葉がまだ見られるところはないか探した。それに30年以上前、今はなき霧島労災病院に週2回勤務していたことがあってこの辺りだった。跡地がどこか結局分からなかったが、星野リゾートやペンション、別荘がいくつか集まっているところがあり、そこに数本立派な紅葉の木があった。そんなこんなで午前11時半頃になり、「どこかで食事をしようか」と話していると、サブアラドDrから電話がかかってきた。これはちょっと予想外。実は彼が霧島の「過ごし安病院で昨日から日当直をしているのを知っていて、昼食後に「ちょっと寄ってみよう」と企んでいたのだ。私が「今運転中だから」と言うと「どこを?」と言うので「過ごし安病院のすぐ近く」とばらすと驚いていたが、彼も実は驚かしネタを持っていた。「先ほど天鳳をやっていて、生まれて初めてのことが起きました」という。あはは、日曜朝から麻雀をやっているの見て彼が当直中と私には分かっていたのだ。で、麻雀歴50年の彼が初めての麻雀シーンとは?
「大四喜(ダイスーシー)を上がりました。しかも親で」だって。「へー!」大四喜は役満の中でもなかなかお目にかかれない。私は同じ役満の「小四喜(ショウスーシー)」は何度も上がっているが大四喜は上がったことがない。珍しいからローカルルールではダブル役満にするところもあるくらいだ。後でメールが送られて来て牌譜を見たら、なんと配牌で東南西北が2枚ずつあってまさに四喜和(スーシーホー:大四喜と小四喜のこと)を上がって下さい言わんばかりの手だった。→https://tenhou.net/3/?log=2025113010gm-0029-0000-4de0451c&tw=2&ts=9
ついでに彼に「どこか昼ご飯に良いところはないか」と聞くと、神宮側近の「ウナギ屋がある」とのことだが、そこはすでに客が並んでいるのを見ていたので、他にないかと尋ねると「霧島神宮駅付近にいくつかあるみたいだが私も詳しくは知らない」とのことだった。そこで車で10分ほどの神宮駅に着くと、「揚げピザ」を提供してくれる店があってそこにしてみた。店主はイタリアのピザの大会で準優勝したこともあるとかで私たちも「揚げピザ」なるものを初めて注文してみた。↓トリュフと卵と生ハムの揚げピザ。これが一番人気らしい。こんな田舎にと言っては失礼かもしれないが珍しいイタリアン料理を食べられ、来てみてよかった。お客さんも多かったし意外な穴場かもしれない。
この後、また霧島方面に逆戻りして過ごし安病院に行った。サブアラドDrに連絡すると玄関前に出てきてくれた。彼が当直中に私がお邪魔するのは8年前にあった。逆にサブアラド夫妻が10年前、私の青雲会病院当直中に訪問しに来たこともあった。サブアラドDrはカールに会うのは少し久しぶりかもしれない。「カールは相変わらず可愛い」って後で写真を送ってくれたよ。いや、それにしてもいい天気でさほど寒くもなく絶好の行楽日和だった。過ごし安病院は霧島連山を眺めるには非常にいいところで特に高千穂峰が正面に見える。
↑の写真で右下に見える赤いのは霧島神宮の大鳥居で数年前にグレーだったのを鮮やかな朱色に塗り替えたんだそうだ。それに霊峰高千穂峰も新燃岳の降灰ですすけていたが以前のような岩肌や赤土の山肌が見えるようになってきたという。それは言われて初めて気が付いた。その他バブル期の遺残の幽霊リゾートマンションや星野リゾートの建物も両脇には見えたが写真にはアップしないでおこう。青空と山と森と神宮、霧島にはそれだけで十分だわ〜。

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