朝、病院駐車場に車を駐めようとしたら、隣にパッと見た目スポーツカーらしい車が駐まっていた。何だこの車?と思って見ると、なんと新型プレリュードだった。ははあ、これは某Drのやつだ。確か数ヶ月に「新型プレリュードを注文した」と言っていたわ。早速プリウスと並べて写真を撮った。どちらも塗装はパール系の白色だ。
ふーん、2ドアクーペで車の後半部分がなだらかにスロープしていて空力学から作られてようなフォルムだ。24年ぶりに復活したプレリュードということで中高年を中心に注文が予想以上に来ているらしい。いや、私も関心がないわけではなかった。だって2代目のプレリュードそして3代目と続けざまに私はプレリュードオーナーだったのだ。カールと初デートしたのも赤色の2代目プレリュードだった。その後3代目のプレリュードはテルが生まれたのをきっかけに4ドアにする必要があり、同じホンダのビガー(アコードインスパイアと同じ)に乗り換え、その後子どもたちが増えるにつれオデッセイになりとこの手の車とは縁遠くなっていた。
今、若者は効率重視の背高ノッポの車に関心があるようで、中には車はいらないという輩もいて、2ドアクーペやスペシャルティカーというジャンルの車は絶滅状態だった。しかし車の運転そのものやスタイル、雰囲気を楽しみたいという層の人たちが消えたわけではない。車メーカーもその手の車を提供してくれないと能率重視やコストパフォーマンス重視ばかりではその会社のファンなんてなりっこない。私はかつてはホンダファンで5台を乗り継いだ。無難で面白みのないトヨタ車は敬遠していたのだ。しかしプリウスを開発、発売したトヨタにはかつてのホンダのようなチャレンジ精神を感じ、いつかプリウスに乗ってみたいと思うようになっていた。燃費がよく通勤に適した車が当時のホンダにはなかったこともあり2009年からはプリウスに3台続けて乗っている。
あと、プレリュードはドライビングポジションメモリー機能(電動パワーシート)が付いてないそうだ。これは運転席のシート位置を複数登録しておき、ボタンに連動して瞬時に元の位置に自動調整できる機能で、これで複数のドライバーが交代で運転する際のシート調整の手間が省ける。プリウスには2人までメモリーが出来て私とカールが運転する時にボタン一つで変更調整出来て非常に重宝している。普通、400万円以上もする車には必須の機能のはずだが、開発者によると「車両重量の増加を抑えるために電動調節機能ではなく手動式を採用しました」と返答しているそうだが、その程度の理由で便利機能は省いて欲しくなかった。それにバックで車庫入れする時のモニターも天井からモニターするタイプではなく普通に背後を映すだけのやつでやややりづらい。そんなプリウスにある快適装備がないのも躊躇する理由だ。
てなことでこの勝負、プリウスの勝ちやな、ふふふ。
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